ベートーヴェン ★★★★☆
ニーノ・ロータ ★★★☆☆
チャイコフスキー ★★★★☆
[指揮]オーラ・ルードナー(ヴュルテンベルク・フィル首席指揮者)
[トロンボーン]ファブリス・ミリシェー(ミュンヘン国際コンクール優勝)
[管弦楽]大阪交響楽団
ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲 op.43
ニーノ・ロータ:トロンボーン協奏曲
(アンコール・トロンボーン)ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
チャイコフスキー:交響曲 第1番 ト短調 op.13
ザ・シンフォニーホール
1000円の席(ネット予約のみ購入可)
3回RRC7くらい 8~9割の入場者だ
ベートは、明るく軽快でほっとできる秀演だ。
ニーノは、きれいに演奏していたが、曲に深みを感じない。アンコールはよい雰囲気。
チャイは、20代の作曲だ。4、5番のような華美さはなく、深い情感が感じられる。
指揮のルードナーさんは、かなりの力量だ。曲の命を正しく表現している。ただものではない。
大阪交響楽団も、相当の潜在力を持っていると感じられる。素人にとっては耳障りな点はなく、心地よい演奏だ。例によってクラリネットの首席の音色は素晴らしい。関西では京響の小谷口さんに続く人ではないだろうか。
2017年5月19日金曜日
2017年2月1日水曜日
関西学院大学交響楽団 チャイコフスキー 交響曲第4番 他 2017.1.29
★★★★☆
2017.1.29
関西学院交響楽団
(ざっと見た感じでは、弦は8割が女性、管は9割が女性か。)
学生指揮 金田京美(メンデルスゾーン)
客演指揮 新通英洋(グノー、チャイコフスキー)
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」op.26
2017.1.29
関西学院交響楽団
(ざっと見た感じでは、弦は8割が女性、管は9割が女性か。)
学生指揮 金田京美(メンデルスゾーン)
客演指揮 新通英洋(グノー、チャイコフスキー)
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」op.26
グノー:歌劇「ファウスト」より バレエ音楽
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調op.36
4階を除けば、8割余りは入場していたように見えた。大したものだ。
演奏に気持ちが入り込んでいて、それが伝わってくる秀演だ。
学生さんのエネルギーがほとばしる。
指揮者の曲作りも悪くないが、動きが派手で、曲に合わせて踊っているかのように見えもする。
学生さんのエネルギーがほとばしる。
指揮者の曲作りも悪くないが、動きが派手で、曲に合わせて踊っているかのように見えもする。
チャイコフスキーでは、オーボエがしっかりし、ファゴットもいい音を鳴らしていた。弦は甘く、ホルンは時に異音が聞こえ(難しい楽器なので、特に不快感はない。1stの学生さんは難しそうなところでうまく音を出していた。)、クラリネットも時に音がまっすぐに出ていない(良い時の音色は深みも感じ、申し分ないのだが)。しかし、気になるほどのものではない。それを補ってなお余りある演奏だ。
曲作りも悪くはない。学生さんのエネルギーがほとばしる。
こうした活動をやってきた学生さんたちに、うらやましさも感じてしまう。
2016年10月9日日曜日
マリインスキー歌劇場管弦楽団 ゲルギエフ オネーギン 2016.10.8
★★★★★★
オペラ オネーギン
(チャイコフスキー)
2016.10.8
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団
合唱:マリインスキー歌劇場合唱団
オネーギン:アレクセイ・マルコフ(バリトン)
タチヤーナ:マリア・バヤンキナ(ソプラノ)
レンスキー:エフゲニー・アフメドフ(テノール)
オルガ:エカテリーナ・セルゲイエワ(メゾ・ソプラノ)
グレーミン侯爵:エドワルド・ツァンガ(バス・バリトン)
ロームシアター京都
C席 2階R2の18くらい 9000円
9000円の席。高い席は38000円だと、今日チラシでみて、改めて驚く。
私の席は、バルコニー席で椅子の向きは舞台から90度ずれているものの、舞台の8割~9割くらいは見えており、ビットの中のオーケストラも結構見えて、かなり良い席だった。
客は8割くらい。
主催者さん、もっと頑張らないと。
今日の公演は、総合舞台芸術の一つの頂点だ。
ストーリーは特別面白くはないが、管弦楽、声楽ともに素晴らしい。
管弦楽につて、特に、ホルンをはじめとする金管は、日本のオーケストラとは根本的に違う感じた。残響が少ないホールで輪郭がはっきりと聞こえる部分はあるのだろうが、音は溶け合い、時に個性を主張し、弦も、木管も、申し分がない。さすが、世界の一流オーケストラだ。
歌手についても、声の質、音量、情緒など、これ以上はないのではないか。
最後に舞台に上がっていたゲルギエフさん、最初は表情を変えなかったが、幕が閉まる前は軽くうなずき、満足そうな表情だった。。
オペラ オネーギン
(チャイコフスキー)
2016.10.8
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団
合唱:マリインスキー歌劇場合唱団
オネーギン:アレクセイ・マルコフ(バリトン)
タチヤーナ:マリア・バヤンキナ(ソプラノ)
レンスキー:エフゲニー・アフメドフ(テノール)
オルガ:エカテリーナ・セルゲイエワ(メゾ・ソプラノ)
グレーミン侯爵:エドワルド・ツァンガ(バス・バリトン)
ロームシアター京都
C席 2階R2の18くらい 9000円
9000円の席。高い席は38000円だと、今日チラシでみて、改めて驚く。
私の席は、バルコニー席で椅子の向きは舞台から90度ずれているものの、舞台の8割~9割くらいは見えており、ビットの中のオーケストラも結構見えて、かなり良い席だった。
客は8割くらい。
主催者さん、もっと頑張らないと。
今日の公演は、総合舞台芸術の一つの頂点だ。
ストーリーは特別面白くはないが、管弦楽、声楽ともに素晴らしい。
管弦楽につて、特に、ホルンをはじめとする金管は、日本のオーケストラとは根本的に違う感じた。残響が少ないホールで輪郭がはっきりと聞こえる部分はあるのだろうが、音は溶け合い、時に個性を主張し、弦も、木管も、申し分がない。さすが、世界の一流オーケストラだ。
歌手についても、声の質、音量、情緒など、これ以上はないのではないか。
最後に舞台に上がっていたゲルギエフさん、最初は表情を変えなかったが、幕が閉まる前は軽くうなずき、満足そうな表情だった。。
2016年9月25日日曜日
関西フィルハーモニー デュメイ フリスティヤ・フージイ 菊本和昭 ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番、第2番 チャイコフスキー 交響曲第2番 2016.9.25
★★★★☆
関西フィルハーモニー管弦楽団第277回定期演奏会
2016年9月25日(日) 14:00 開演
[指揮およびヴァイオリン独奏]オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
[ピアノ]フリスティヤ・フージイ
[トランぺット]菊本和昭
[管弦楽]関西フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー:ゆううつなセレナーデ op.26(ヴァイオリンとオーケストラのための)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 op.102
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35(ピアノ、トランぺット、弦楽合奏のための)
ピアノ・トランペット アンコール :チャイコフスキー ナポリの踊り (白鳥の湖 より)
チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調 op.17 「小ロシア」
アンコール:ビゼー アルルの女第一組曲より アダージェット
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 S 6,000円 A 4,500円 B 3,000円 C 2,000円
C席。舞台後方 R寄りの前列。 残念ながら、ピアニストの顔は半分くらいはデュメイさんに隠れていた。それでも隠れていない時間もそこそこあって、表情もわかり、けっこう楽しい。
ゆううつなセレナーデ
デュメイさんの、いわゆる弾き振り。といっても、ほとんど弾いていたので、最初手で振って、途中で時折弓で振っていた。
存在感のあるヴァイオリンの音だ。くっきりして、豊かだ。
ショスタコーヴィチ
第2番、フージイさんは楽しげに弾いていた。
第1番も、やはり楽しげにひいていた。
菊本さんは、太く、しっかりした音だ。弱音気をつけても太い感じがする。さすがだ。
交響曲第2番
「小ロシア」は、ウクライナのことだそうだ。
4,5,6番と比べると、まだ洗練されていないが、4番、5番を彷彿とさせる終盤の盛り上がりはなかなかのものだ。
デュメイさんは、8割くらいの時間は、楽譜を見ている感じだ。下向きになり、かっこうはよくない。といっても、一度、私の方に向かって手で音を出せとの指示。(実際には私とデュメイさんを結んだ直線の途中にチューバの人がいて、この人への指示だとおもう。)
音楽ずくりの方は、飯守さんや藤岡さんと違って、私の好みに近い。
クラリネットの音色はいまひとつだ。
大事な役回りとなるホルンは、客演首席(名フィル首席の安土真弓さん)だった。安土さん、今日は無難に吹いていた。関西フィルの首席には安心して任せられないということか。
関西フィルハーモニー管弦楽団第277回定期演奏会
2016年9月25日(日) 14:00 開演
[指揮およびヴァイオリン独奏]オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
[ピアノ]フリスティヤ・フージイ
[トランぺット]菊本和昭
[管弦楽]関西フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー:ゆううつなセレナーデ op.26(ヴァイオリンとオーケストラのための)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 op.102
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35(ピアノ、トランぺット、弦楽合奏のための)
ピアノ・トランペット アンコール :チャイコフスキー ナポリの踊り (白鳥の湖 より)
チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調 op.17 「小ロシア」
アンコール:ビゼー アルルの女第一組曲より アダージェット
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 S 6,000円 A 4,500円 B 3,000円 C 2,000円
C席。舞台後方 R寄りの前列。 残念ながら、ピアニストの顔は半分くらいはデュメイさんに隠れていた。それでも隠れていない時間もそこそこあって、表情もわかり、けっこう楽しい。
ゆううつなセレナーデ
デュメイさんの、いわゆる弾き振り。といっても、ほとんど弾いていたので、最初手で振って、途中で時折弓で振っていた。
存在感のあるヴァイオリンの音だ。くっきりして、豊かだ。
ショスタコーヴィチ
第2番、フージイさんは楽しげに弾いていた。
第1番も、やはり楽しげにひいていた。
菊本さんは、太く、しっかりした音だ。弱音気をつけても太い感じがする。さすがだ。
交響曲第2番
「小ロシア」は、ウクライナのことだそうだ。
4,5,6番と比べると、まだ洗練されていないが、4番、5番を彷彿とさせる終盤の盛り上がりはなかなかのものだ。
デュメイさんは、8割くらいの時間は、楽譜を見ている感じだ。下向きになり、かっこうはよくない。といっても、一度、私の方に向かって手で音を出せとの指示。(実際には私とデュメイさんを結んだ直線の途中にチューバの人がいて、この人への指示だとおもう。)
音楽ずくりの方は、飯守さんや藤岡さんと違って、私の好みに近い。
クラリネットの音色はいまひとつだ。
大事な役回りとなるホルンは、客演首席(名フィル首席の安土真弓さん)だった。安土さん、今日は無難に吹いていた。関西フィルの首席には安心して任せられないということか。
2016年9月19日月曜日
京都市交響楽団 五嶋みどり 広上淳一 チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 他 2016.9.11
チャイコフスキー ★★★★★★(通常★5個までだが、これを凌駕しているので6個とした)
リムスキー=コルサコフ ★★★★☆
日時:2016年9月11日(日)2:00pm 開演
会場名:京都コンサートホール・大ホール
出演者:広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
五嶋 みどり(ヴァイオリン)
曲目等:モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」序曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ヴァイオリンのアンコール : バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ2番サラバンド
同3番からプレリュード
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
オーケストラのアンコール : 武満徹 3つの映画音楽 から ナンバー3 他人の顔ワルツ
完売ということだが、1割程度は空席。
招待された人が多く、しかも、招待されても来なかった人が多かったのではないかな
私の席は、3階右バルコニーのやや後方
チャイコフスキー
冒頭から、五嶋さんのヴァイオリンは、すごい。
音色、響き、魂。すべてを満たし、素晴らしい。全ての音が生きている。大音量ではないが。
日本人では、諏訪内さんをも超えているだろう。日本人で五嶋さんの右に出る人はいないのではないか。
バッハも申し分ない。心をつかんでいる。
ヒラリーさんとはまた違った雰囲気もあり、甲乙つけ難いところだ。
金管が少し乱れたのが残念
それと、チャイコフスキー、1楽章が終わったところで拍手がたくさん。スポンサーの招待客が多かったのだろうな。
リムスキー=コルサコフ
無難な演奏
リムスキー=コルサコフ ★★★★☆
日時:2016年9月11日(日)2:00pm 開演
会場名:京都コンサートホール・大ホール
出演者:広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
五嶋 みどり(ヴァイオリン)
曲目等:モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」序曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ヴァイオリンのアンコール : バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ2番サラバンド
同3番からプレリュード
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
オーケストラのアンコール : 武満徹 3つの映画音楽 から ナンバー3 他人の顔ワルツ
完売ということだが、1割程度は空席。
招待された人が多く、しかも、招待されても来なかった人が多かったのではないかな
私の席は、3階右バルコニーのやや後方
チャイコフスキー
冒頭から、五嶋さんのヴァイオリンは、すごい。
音色、響き、魂。すべてを満たし、素晴らしい。全ての音が生きている。大音量ではないが。
日本人では、諏訪内さんをも超えているだろう。日本人で五嶋さんの右に出る人はいないのではないか。
バッハも申し分ない。心をつかんでいる。
ヒラリーさんとはまた違った雰囲気もあり、甲乙つけ難いところだ。
金管が少し乱れたのが残念
それと、チャイコフスキー、1楽章が終わったところで拍手がたくさん。スポンサーの招待客が多かったのだろうな。
リムスキー=コルサコフ
無難な演奏
2016年1月31日日曜日
京都市交響楽団 くるみ割り人形 ワガノワバレエアカデミー 2016.1.31
★★★★☆
作曲 チャイコフスキー
曲 くるみ割り人形
指揮 ワレリー・オフシャニコフ
京都市交響楽団
ロシア国立ワガノワバレエアカデミー
京都市少年合唱団
兵庫県立芸術文化センター
席 2階 最前列4 8,000円(一番高い席)
ほぼ満席
座席からは、オーケストラビットの中が半分くらいしか見えない。
トランペット稲垣さん とか ティンパニ中山さんらは見えた。
幕間に3階に行ってまだ残っていた人たちを見ると
ホルン垣本さん(他はわからず) オーボエ高山さん
クラリネット小谷口さん オーボエ高山さん
フルート中川さん ファゴットは東口さんと村中さんのようだ。
それでもまだまだ見えない席がある。 もう一人のトランペットは、ナエスでも、早坂さんでも、西馬さんでもないみたい。稲垣さんがファーストを吹いていた様子だ。
演奏は、出だしから充実していた。金管も良く伸びていた。木管はいうことなし。
ただ、トランペット、柔らかく伸びがあるというよりは、力技的な感じがした部分もあった(第2幕、幕が開いて2曲目だったか)。
踊りが終わって拍手が響き、オーケストラが聞こえなくなる場面が何度かあったのが少し残念。
音楽と踊りがぴったりとかみ合っている。これがバレエの醍醐味なのだろう。
バレリーナも、女性はしなやかで優美。男性はしなやかな動きとともに、女性を持ち上げたり抱えたりという、かなりの力も要求されるかなり過酷な役回りに見えた。
一部手足の角度がきちんと一致していないところ(人)もあったが、素人目にみると、かなり水準は高いのではないか。
京響の好演に、心地よい踊りもついて、かなり満足できた。
作曲 チャイコフスキー
曲 くるみ割り人形
指揮 ワレリー・オフシャニコフ
京都市交響楽団
ロシア国立ワガノワバレエアカデミー
京都市少年合唱団
兵庫県立芸術文化センター
席 2階 最前列4 8,000円(一番高い席)
ほぼ満席
座席からは、オーケストラビットの中が半分くらいしか見えない。
トランペット稲垣さん とか ティンパニ中山さんらは見えた。
幕間に3階に行ってまだ残っていた人たちを見ると
ホルン垣本さん(他はわからず) オーボエ高山さん
クラリネット小谷口さん オーボエ高山さん
フルート中川さん ファゴットは東口さんと村中さんのようだ。
それでもまだまだ見えない席がある。 もう一人のトランペットは、ナエスでも、早坂さんでも、西馬さんでもないみたい。稲垣さんがファーストを吹いていた様子だ。
演奏は、出だしから充実していた。金管も良く伸びていた。木管はいうことなし。
ただ、トランペット、柔らかく伸びがあるというよりは、力技的な感じがした部分もあった(第2幕、幕が開いて2曲目だったか)。
踊りが終わって拍手が響き、オーケストラが聞こえなくなる場面が何度かあったのが少し残念。
音楽と踊りがぴったりとかみ合っている。これがバレエの醍醐味なのだろう。
バレリーナも、女性はしなやかで優美。男性はしなやかな動きとともに、女性を持ち上げたり抱えたりという、かなりの力も要求されるかなり過酷な役回りに見えた。
一部手足の角度がきちんと一致していないところ(人)もあったが、素人目にみると、かなり水準は高いのではないか。
京響の好演に、心地よい踊りもついて、かなり満足できた。
2015年11月27日金曜日
京都市交響楽団 アシュケナージ ブラームス 交響曲第2番 チャイコフスキー 交響曲第5番 2015.11.22
ブラームス ★★★★☆
チャイコフスキー ★★★★★★
2015.11.22
出演者:ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調op.73
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調op.64
京都コンサートホール
P席 2000円
アシュケナージさんは、かなり小柄。170センチないのではないか。
指揮ぶりは優しく丁寧。
ブラームスではスコアを見る時間もそこそこあったが(4分の1くらいは見てた)、チャイコフスキーでは、スコアはあるがめくらず。終楽章のクライマックス手前で一気にめくっていた。何を見たかったのだろうか。
ブラームスは、フレーズの出だしに微妙なところはあったが、秀演といえるだろう。もう少し音に重厚さがほしい気がしたが、この曲は、それを求めていない曲なのかもしれない。トランペットの響きが心地よかった。早坂さんか。
チャイコフスキーは、名演だ。重厚かつ明敏な響きで、深刻さ、重さ、重厚さ、活力を歌い上げていた。さすがである。この曲はクラリネットが活躍する曲。小谷口さんの音色はいつ聞いても心地よい。そして、中山さんの名人芸が楽曲を引き締める。
曲が終わって、アシュケナージさんが最初に規律を促したのがホルン。ついでクラリネット、ファゴット。確かにホルンも乱れず安定していた。
この内容で2000円とは、驚きだ。
チャイコフスキー ★★★★★★
2015.11.22
出演者:ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ブラームス:交響曲第2番ニ長調op.73
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調op.64
京都コンサートホール
P席 2000円
アシュケナージさんは、かなり小柄。170センチないのではないか。
指揮ぶりは優しく丁寧。
ブラームスではスコアを見る時間もそこそこあったが(4分の1くらいは見てた)、チャイコフスキーでは、スコアはあるがめくらず。終楽章のクライマックス手前で一気にめくっていた。何を見たかったのだろうか。
ブラームスは、フレーズの出だしに微妙なところはあったが、秀演といえるだろう。もう少し音に重厚さがほしい気がしたが、この曲は、それを求めていない曲なのかもしれない。トランペットの響きが心地よかった。早坂さんか。
チャイコフスキーは、名演だ。重厚かつ明敏な響きで、深刻さ、重さ、重厚さ、活力を歌い上げていた。さすがである。この曲はクラリネットが活躍する曲。小谷口さんの音色はいつ聞いても心地よい。そして、中山さんの名人芸が楽曲を引き締める。
曲が終わって、アシュケナージさんが最初に規律を促したのがホルン。ついでクラリネット、ファゴット。確かにホルンも乱れず安定していた。
この内容で2000円とは、驚きだ。
2015年11月7日土曜日
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 グスターボ・ヒメノ ユジャ・ワン チャイコフスキー ピアノ協奏曲第2番・交響曲第6番 2015.11.7
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第2番 ★★★★★★
チャイコフスキー 交響曲第6番 ★★★★☆
2015.11.7
指揮/グスターボ・ヒメノ
Pf/ユジャ・ワン
管弦楽/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番 ト長調
アンコール(ユジャ・ワン)
ビゼー/ヴォロドス編曲 カルメン
グリュック ズガンヴァーティより メロディー
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調「悲愴」
アンコール(管弦楽団)
シューベルト ロザムンデより 第3幕 間奏曲
チャイコフスキー エフゲニーネオーギンより ポロネーズ
チャイコフスキー 交響曲第6番 ★★★★☆
2015.11.7
指揮/グスターボ・ヒメノ
Pf/ユジャ・ワン
管弦楽/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番 ト長調
アンコール(ユジャ・ワン)
ビゼー/ヴォロドス編曲 カルメン
グリュック ズガンヴァーティより メロディー
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調「悲愴」
アンコール(管弦楽団)
シューベルト ロザムンデより 第3幕 間奏曲
チャイコフスキー エフゲニーネオーギンより ポロネーズ
京都コンサートホール
席は2階ベランダ右の後ろの方。独奏者は良く見える。オーケストラも、ほぼ全体を見渡せる。
21000~9000円。ちょうど真ん中のB席、15000円だった。
席は2階ベランダ右の後ろの方。独奏者は良く見える。オーケストラも、ほぼ全体を見渡せる。
21000~9000円。ちょうど真ん中のB席、15000円だった。
席の埋まり具合は、9割5分くらいか。
京コンの海外オケでは多い方。
聴衆が多かったのは、多分、コンセルトヘボウだからというよりは、ユジャ・ワンさんだからではないか。
交響曲が終わり、そそくさと帰るお客さんや、1曲目のアンコールでそそくさと帰るお客さんも、けっこう目立ったな。ヒメノさん、アンコールはスコアなしで振っていたので、指揮台に別なスコアがないということは、アンコールの有無の判断材料にはならないと実感した。ただし、演奏者の方々は楽譜を譜面台に置いていた。
交響曲が終わり、そそくさと帰るお客さんや、1曲目のアンコールでそそくさと帰るお客さんも、けっこう目立ったな。ヒメノさん、アンコールはスコアなしで振っていたので、指揮台に別なスコアがないということは、アンコールの有無の判断材料にはならないと実感した。ただし、演奏者の方々は楽譜を譜面台に置いていた。
ピアノ協奏曲
ユジャ・ワンさんが、ヒメノさんと一緒に登場。
真っ赤な超ミニ、体にぴったりしたワンピースドレスに驚く。後で調べてみたら、珍しいことではないそうだ。
深紅(と思う)のハイヒール。ヒールは15センチくらいかと思ったが、これも後で調べてみたら13センチらしい。
身長が低そうなので(150センチくらいではないだろうか)、ミニドレスの方が確かに映える気がする。
演奏は、素晴らしい。ピアノが生きているようだ。音の輝き、壮大さ、力強さ、そしてうっとりする情緒。
これぞ本物のピアノ。まがい物ではない申し分のない演奏。
オーケストラとも対等に響き合っていた。
交響曲
音の重なりに深みがある。弦も、それぞれの管も、磨かれた音色だ。
ただし、アンサンブルのち密さに難がある。フレーズの出だしが微妙にずれたり。そうそう、冒頭近くでホルンが入るときに、すっきりした音で入れなかった。
曲の作り方は悪くはないが、この曲については、もう少し、心をえぐるような深みがほしい。
10月のロンドン交響楽団の方がよかったな。(しかも安い。)
しかし、ロイヤル・コンセルトヘボウがこの演奏とすると、広上さんが、「京響は世界水準」と言うのもわかる気はする。
10月のロンドン交響楽団の方がよかったな。(しかも安い。)
しかし、ロイヤル・コンセルトヘボウがこの演奏とすると、広上さんが、「京響は世界水準」と言うのもわかる気はする。
2015年7月12日日曜日
日本センチュリー交響楽団 十束尚宏 千住真理子 シベリウス チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 他 2015.7.12
評価 ★★☆☆☆
千住真理子 ドラマティック・コンチェルト! ~デビュー40周年記念~
2015年7月12日(日) 14:00 開演
[指揮] 十束尚宏
[ヴァイオリン] 千住真理子
[管弦楽] 日本センチュリー交響楽団
シベリウス:交響詩 「フィンランディア」op.26
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
アンコール サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
会場 ザ・シンフォニーホール
席 3階 RRE4
4500円(6000,4500,3000となっている。)
P席と、2,3階席のP席近くは、発売しなかったらしい。(すべて空席)
それをのけると9割強の入り。まずまずの人気。
フィンランディア。まずまずの演奏。ちょっと金管が?
シベリウス。千住さんの音に伸びや、どっしりした感じがない。時々表面だけ鳴っているような音もする。??という箇所もいくつか。う~ん。及第点に達しない。
2013年11月24日に、兵庫芸文で聞いた、ヒラリー・ハーンとネルソンス、バーミングハム市響の印象がいまだ強い。比較するのは気の毒というものか・・・
でも、頑張ろう、千住さん!
チャイコフスキー。こちらは、うってかわって音に伸びも出て、なかなかよい。京響とやった川久保さんよりはだいぶよい感じだ。しかし、オケが雑。
アンコールは、のびやかに弾いていて、まずまずだった。
4500円は、高いな。3000円の席にすればよかった。
千住真理子 ドラマティック・コンチェルト! ~デビュー40周年記念~
2015年7月12日(日) 14:00 開演
[指揮] 十束尚宏
[ヴァイオリン] 千住真理子
[管弦楽] 日本センチュリー交響楽団
シベリウス:交響詩 「フィンランディア」op.26
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
アンコール サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
会場 ザ・シンフォニーホール
席 3階 RRE4
4500円(6000,4500,3000となっている。)
P席と、2,3階席のP席近くは、発売しなかったらしい。(すべて空席)
それをのけると9割強の入り。まずまずの人気。
フィンランディア。まずまずの演奏。ちょっと金管が?
シベリウス。千住さんの音に伸びや、どっしりした感じがない。時々表面だけ鳴っているような音もする。??という箇所もいくつか。う~ん。及第点に達しない。
2013年11月24日に、兵庫芸文で聞いた、ヒラリー・ハーンとネルソンス、バーミングハム市響の印象がいまだ強い。比較するのは気の毒というものか・・・
でも、頑張ろう、千住さん!
チャイコフスキー。こちらは、うってかわって音に伸びも出て、なかなかよい。京響とやった川久保さんよりはだいぶよい感じだ。しかし、オケが雑。
アンコールは、のびやかに弾いていて、まずまずだった。
4500円は、高いな。3000円の席にすればよかった。
2014年9月27日土曜日
京都市交響楽団 ドミトリー・リス 川久保賜紀 チャイコフスキー・ヴァイオリン協奏曲 ストラヴィンスキー・ペトルーシュカ 他 2014.9.27
評価 ★★★★☆
京都市交響楽団 第583回定期演奏会
曲 ブラームス 悲劇的序曲
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
ストラヴィンスキー ペトルーシュカ
指揮 ドミトリー・リス
ヴァイオリン 川久保賜紀
場所 京都コンサートホール
席 3階 LA1列 9番
ソリストは後方から見ることに。クラリネット、フルート、ホルンも後方から見ることになる。
料金 3,500円
完売とのことだが、空席がちらほら。(いつも、完売でも、空席がちらほらある。)
悲劇的序曲は、トロンボーンが微妙。だが、全体的には良い。
チャイコフスキーは、独奏ヴァイオリンの音に、芳醇さとつややかさがない。
それを除けば、良し。
1楽章の終わりの方で、演奏中に、川久保さんの弦が切れた。
動じた雰囲気を出さずに(さすが)、コンサートマスターのヴァイオリンと交換し、コンサートマスターは、後方と交換し、その人は更に後方の人と交換し、というように、弦が切れたヴァイオリンがリレーされ、それぞれの人の手元には後ろの人のヴァイオリン。(バルコニー席Lなので、最後は見えず。)
ヴァイオリンを交換した後の川久保さんの出す音は、質はあまり変わらないが一回り小さくなった感じだった。
第一楽章終了後、川久保さんがリスさんに何やら話しかけ、ついで、聴衆に「すみません。弦が切れました。」などと話し、コンサートマスターにヴァイオリンを返して袖に入った。しばらくして、(おそらく)もとのの楽器を持って再度ステージに。もう一度みんなでチューニングをして、第2楽章から再開。(貴重な経験だった。欲をいうと、R席に座ってヴァイオリンの最後の行方を見ておきたかった。確か、R席は売り切れで買えなかったのでL席にしたのだったと思う。残念。)
4月の大阪フィル(神尾真由子さんと井上道義さん)よりは、だいぶ良い。
(この曲だけなら★3つかな。ただし、弦が切れたときの対処に関心したので、そこも含めると★4つか。)
ストラヴィンスキーは、素晴らしい。最初のフルートの音が小さい気がしたり(ただし1911年版は、こんな感じが正しいのかも)、途中フルートが柔らかすぎる感じがしたり(好みの問題か)、ファゴットの音がちょっと目立ちすぎかと感じたり、ホルンの時折微妙なところがあったり、ナエスさんのコルネットで音程と速いパッセージやらで微妙なところがあったりしたが(早坂さんの方が上手いのかな)、それを凌駕して、色彩感に富み、広がりも大きい。最後の不気味な感じも良く出ている。時間を忘れる演奏。イングリッシュホルンの上手い使い方とでもいうのが学べた。小谷口さんのクラリネットの高音部の演奏、良かった。
リスさんは、楽譜を見る時間がやや長い気がしたが(特にチャイコフスキー)、存在感がある人だ。埋もれていたウラル・フィルを世界に引っ張り出したというのも分かる気がする。機会があれば、また聴きに行きたい指揮者。
京都市交響楽団 第583回定期演奏会
曲 ブラームス 悲劇的序曲
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
ストラヴィンスキー ペトルーシュカ
指揮 ドミトリー・リス
ヴァイオリン 川久保賜紀
場所 京都コンサートホール
席 3階 LA1列 9番
ソリストは後方から見ることに。クラリネット、フルート、ホルンも後方から見ることになる。
料金 3,500円
完売とのことだが、空席がちらほら。(いつも、完売でも、空席がちらほらある。)
悲劇的序曲は、トロンボーンが微妙。だが、全体的には良い。
チャイコフスキーは、独奏ヴァイオリンの音に、芳醇さとつややかさがない。
それを除けば、良し。
1楽章の終わりの方で、演奏中に、川久保さんの弦が切れた。
動じた雰囲気を出さずに(さすが)、コンサートマスターのヴァイオリンと交換し、コンサートマスターは、後方と交換し、その人は更に後方の人と交換し、というように、弦が切れたヴァイオリンがリレーされ、それぞれの人の手元には後ろの人のヴァイオリン。(バルコニー席Lなので、最後は見えず。)
ヴァイオリンを交換した後の川久保さんの出す音は、質はあまり変わらないが一回り小さくなった感じだった。
第一楽章終了後、川久保さんがリスさんに何やら話しかけ、ついで、聴衆に「すみません。弦が切れました。」などと話し、コンサートマスターにヴァイオリンを返して袖に入った。しばらくして、(おそらく)もとのの楽器を持って再度ステージに。もう一度みんなでチューニングをして、第2楽章から再開。(貴重な経験だった。欲をいうと、R席に座ってヴァイオリンの最後の行方を見ておきたかった。確か、R席は売り切れで買えなかったのでL席にしたのだったと思う。残念。)
4月の大阪フィル(神尾真由子さんと井上道義さん)よりは、だいぶ良い。
(この曲だけなら★3つかな。ただし、弦が切れたときの対処に関心したので、そこも含めると★4つか。)
ストラヴィンスキーは、素晴らしい。最初のフルートの音が小さい気がしたり(ただし1911年版は、こんな感じが正しいのかも)、途中フルートが柔らかすぎる感じがしたり(好みの問題か)、ファゴットの音がちょっと目立ちすぎかと感じたり、ホルンの時折微妙なところがあったり、ナエスさんのコルネットで音程と速いパッセージやらで微妙なところがあったりしたが(早坂さんの方が上手いのかな)、それを凌駕して、色彩感に富み、広がりも大きい。最後の不気味な感じも良く出ている。時間を忘れる演奏。イングリッシュホルンの上手い使い方とでもいうのが学べた。小谷口さんのクラリネットの高音部の演奏、良かった。
リスさんは、楽譜を見る時間がやや長い気がしたが(特にチャイコフスキー)、存在感がある人だ。埋もれていたウラル・フィルを世界に引っ張り出したというのも分かる気がする。機会があれば、また聴きに行きたい指揮者。
2014年8月5日火曜日
PMFオーケストラ 佐渡裕 ショスタコーヴィチ交響曲第5番 他 2014.8.5
評価 ★★★★☆
PMFオーケストラ 大阪公演 2014.8.5
曲 バーンスタイン キャンデード序曲
チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番
指揮 佐渡 裕
チェロ セルゲイ・アントノフ
会場 ザ・シンフォニーホール
席 X16(オルガン席 前から2列目真ん中付近) 6,000円
入場者は、9割くらいか。
前半
キャンディード は、佐渡さん、かなり乗った調子で指揮。
ロココは、しとやかに。チェロのアンドレフさんは、さすがに上手く、音色も良い。しかし、木管の音が、いずれも細く、音色も良くない。
前半は、もう一つか。
後半
素晴らしい。
木管のファーストが、前半とは別の人になっていた。フルートとオーボエは確実。クラリネットも多分(姿形を覚えていなかったが、音色など、かなり違う)。ファゴットはよくわからない。
人が変わって、音の豊かさ、音色の深さが、どの楽器でもでてきた。
第一楽章の不条理さと不気味さ
第二楽章の斜に構えた感じ
第三楽章の雌伏と官能
第四楽章の開かれた未来
よく味わうことができた。(ホルンやらヴァイオリンソロで怪しいところが若干あったり、1stトランペットのお姉さん(東洋系)が力技すぎる感じがしたりはしたが。)
(ベルリンフィルでも指揮しただけあって、曲を知り尽くしているのだろう。)
最後、佐渡さんの服の胸から上に、白く光る部分が多くなっていたのは、汗かな。
そういえば、岩城宏之さんが、指揮を終えるとものすごい汗をかくと書いてたな。
佐渡さんは、指揮をしながらけっこう口を動かしている。
終った後、佐渡さんが thumb up してたので、佐渡さんからしても、会心の演奏だったのではないか。
拍手が鳴り止まず、最後は手拍子になり、佐渡さんがコンマスさんと退場して、終了となった。でも、楽団員も、多くが足を踏み鳴らしていて、さすがに欧米人だな、という感じ。日本の交響楽団の人は、あまり足を踏み鳴らさないね。よく踏み鳴らすのは京都市交響楽団の小谷口さんくらいか。
本来、ロリン・マゼールさん指揮だったので、チケットを買った。マゼールさんを見ることができるのもこれが最後かと思って奮発。
残念ながら、マゼールさんが死去され、佐渡さんが代役。(ご冥福をお祈りします。)
払い戻しできるとのことで、どうしようかと思いつつほっていて、ある時きちんと調べると、払い戻し期間が終了していた・・・
結果的に行ってよかった。
PMFは、2010年に、ルイジさんがブルックナー7番をザ・シンフォニーホールで指揮して以来、大阪公演が途切れていて、残念だった。
今回は、マゼールさんなので、満席になるだろう、チケットも高めにして、利益も上がるだろうということで、大阪公演が復活したように思うが、これを機会に、来年からも続けてほしいもの。
別の話。
理研の笹井先生が、今日自殺した。
あってはならないこと。日本の、世界の大きな損失。
こんなことで死ななくともいいのに。
笹井先生の自殺を防げなかった理研の責任大。
朝日新聞は、「STAP真偽の解明が遅れそう」という意味の、的外れな見出し。所詮新聞社の関心は、そんなところにしかないのか。世界の医療が遅れるかも、ということが問題なのに。
ご冥福をお祈りします。
PMFオーケストラ 大阪公演 2014.8.5
曲 バーンスタイン キャンデード序曲
チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番
指揮 佐渡 裕
チェロ セルゲイ・アントノフ
会場 ザ・シンフォニーホール
席 X16(オルガン席 前から2列目真ん中付近) 6,000円
入場者は、9割くらいか。
前半
キャンディード は、佐渡さん、かなり乗った調子で指揮。
ロココは、しとやかに。チェロのアンドレフさんは、さすがに上手く、音色も良い。しかし、木管の音が、いずれも細く、音色も良くない。
前半は、もう一つか。
後半
素晴らしい。
木管のファーストが、前半とは別の人になっていた。フルートとオーボエは確実。クラリネットも多分(姿形を覚えていなかったが、音色など、かなり違う)。ファゴットはよくわからない。
人が変わって、音の豊かさ、音色の深さが、どの楽器でもでてきた。
第一楽章の不条理さと不気味さ
第二楽章の斜に構えた感じ
第三楽章の雌伏と官能
第四楽章の開かれた未来
よく味わうことができた。(ホルンやらヴァイオリンソロで怪しいところが若干あったり、1stトランペットのお姉さん(東洋系)が力技すぎる感じがしたりはしたが。)
(ベルリンフィルでも指揮しただけあって、曲を知り尽くしているのだろう。)
最後、佐渡さんの服の胸から上に、白く光る部分が多くなっていたのは、汗かな。
そういえば、岩城宏之さんが、指揮を終えるとものすごい汗をかくと書いてたな。
佐渡さんは、指揮をしながらけっこう口を動かしている。
終った後、佐渡さんが thumb up してたので、佐渡さんからしても、会心の演奏だったのではないか。
拍手が鳴り止まず、最後は手拍子になり、佐渡さんがコンマスさんと退場して、終了となった。でも、楽団員も、多くが足を踏み鳴らしていて、さすがに欧米人だな、という感じ。日本の交響楽団の人は、あまり足を踏み鳴らさないね。よく踏み鳴らすのは京都市交響楽団の小谷口さんくらいか。
本来、ロリン・マゼールさん指揮だったので、チケットを買った。マゼールさんを見ることができるのもこれが最後かと思って奮発。
残念ながら、マゼールさんが死去され、佐渡さんが代役。(ご冥福をお祈りします。)
払い戻しできるとのことで、どうしようかと思いつつほっていて、ある時きちんと調べると、払い戻し期間が終了していた・・・
結果的に行ってよかった。
PMFは、2010年に、ルイジさんがブルックナー7番をザ・シンフォニーホールで指揮して以来、大阪公演が途切れていて、残念だった。
今回は、マゼールさんなので、満席になるだろう、チケットも高めにして、利益も上がるだろうということで、大阪公演が復活したように思うが、これを機会に、来年からも続けてほしいもの。
別の話。
理研の笹井先生が、今日自殺した。
あってはならないこと。日本の、世界の大きな損失。
こんなことで死ななくともいいのに。
笹井先生の自殺を防げなかった理研の責任大。
朝日新聞は、「STAP真偽の解明が遅れそう」という意味の、的外れな見出し。所詮新聞社の関心は、そんなところにしかないのか。世界の医療が遅れるかも、ということが問題なのに。
ご冥福をお祈りします。
2014年4月12日土曜日
兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ) 佐渡裕 チャイコフスキー 交響曲第6番 他 2014.4.12
評価 ★★★☆☆
演奏 兵庫芸術文化センター管弦楽団
指揮 佐渡裕
ピアノ ドミトリー メイボローダ
曲 グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
曲 チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調
場所 兵庫芸術文化センター
席 3階最前列R寄り A席4,000円
http://hpac-orc.jp/concert/20140411.php
先日のリハーサル見学に続き、待望の本番。
リハーサルと違い、服から黄色も赤もピンクもなくなり、ミニスカもなくなって、オーケストラらしい引き締まった感じに見える。
佐渡さんはプレトークで最近発売の千円のPAC現メンバーに似せたイラストがついた買い物バッグを、○百個しか作ってない、昨日○百個売れた、などと宣伝してた。
加えて、子どものころ母がピアノ弾いたり、家にレコードがあったりで、最初はベートーベンにはまり、次はチャイコフスキーやラフマニノフだったそうな。
グリンカ。初めて聴くが、とてもよい。次への期待が高まる。
ラフマニノフ。佐渡さんがプレトークで話したように、とてもハンサムな21歳のピアニスト。演奏は、情感たっぷりで、ピアノもオケも巣晴らし。
アンコール (ラフマニノフ 13の前奏曲第5番、同10の前奏曲第5番 2曲も!)の選曲と演奏も言うことなし。
チャイコフスキー。微妙。
リハーサルで気になってた冒頭近くのホルン(先日のエントリーに書いた)は、気にならない形に修正されていた。タムタムのマレットも、変えた後のものを使っていた様子。リハーサル見てよかったと当日に続き、再び満足。
演奏は、良いといえば良いのだろうが、何か十分でない感じがした。魂か。
1楽章では、早いパッセージでフルートの音がべた塗りしたように聞こえたところやら、3楽章で、フルートだったかピッコロだったかの音が突き抜けた感じがしたところやらが気になった。1楽章最後のトロンボーンは、まあ、こんな感じで成功なのかなとも思うが、微妙な感じ。
トランペットの音は、きれいに伸びて響いて、とても良かった。元ミュンヘンフィル首席のウーヴェ・コミシュケさんが加わっていたから?
演奏 兵庫芸術文化センター管弦楽団
指揮 佐渡裕
ピアノ ドミトリー メイボローダ
曲 グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
曲 チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調
場所 兵庫芸術文化センター
席 3階最前列R寄り A席4,000円
http://hpac-orc.jp/concert/20140411.php
先日のリハーサル見学に続き、待望の本番。
リハーサルと違い、服から黄色も赤もピンクもなくなり、ミニスカもなくなって、オーケストラらしい引き締まった感じに見える。
佐渡さんはプレトークで最近発売の千円のPAC現メンバーに似せたイラストがついた買い物バッグを、○百個しか作ってない、昨日○百個売れた、などと宣伝してた。
加えて、子どものころ母がピアノ弾いたり、家にレコードがあったりで、最初はベートーベンにはまり、次はチャイコフスキーやラフマニノフだったそうな。
グリンカ。初めて聴くが、とてもよい。次への期待が高まる。
ラフマニノフ。佐渡さんがプレトークで話したように、とてもハンサムな21歳のピアニスト。演奏は、情感たっぷりで、ピアノもオケも巣晴らし。
アンコール (ラフマニノフ 13の前奏曲第5番、同10の前奏曲第5番 2曲も!)の選曲と演奏も言うことなし。
チャイコフスキー。微妙。
リハーサルで気になってた冒頭近くのホルン(先日のエントリーに書いた)は、気にならない形に修正されていた。タムタムのマレットも、変えた後のものを使っていた様子。リハーサル見てよかったと当日に続き、再び満足。
演奏は、良いといえば良いのだろうが、何か十分でない感じがした。魂か。
1楽章では、早いパッセージでフルートの音がべた塗りしたように聞こえたところやら、3楽章で、フルートだったかピッコロだったかの音が突き抜けた感じがしたところやらが気になった。1楽章最後のトロンボーンは、まあ、こんな感じで成功なのかなとも思うが、微妙な感じ。
トランペットの音は、きれいに伸びて響いて、とても良かった。元ミュンヘンフィル首席のウーヴェ・コミシュケさんが加わっていたから?
2014年4月10日木曜日
兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ)第69回定期演奏会公開リハーサル 2014.4.10
演奏 兵庫芸術文化センター管弦楽団
指揮 佐渡裕
曲 チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調
場所 兵庫芸術文化センター
席 2階最前列R寄り
10時会場で、10時半から11時45分まで公開リハーサル
10時5分前くらいに会場着。長蛇の列に、驚き。早い人は、いったい何時から来ていたのだろうか。席は自由なので、良い席を確保したいということだろうな。
しかし、2階の最前列ならば、10時半直前でも大丈夫だった。(2階バルコニー席に座ったら、案内のお姉さんに、バルコニー席はだめと言われ(もっと丁寧な言い方)、席を移った。)
団員さんが平服なので、本番の黒衣との隔たりが大きく、はっとする。あまり派手な人はおらず、白とか時に青とか黄色とか。ミニスカにハイヒールの団員さんがいたりもするが。
だんだんと舞台で練習する団員さんが増え、最後にピンクのトレーナーに紺のジーンズっぽいズボンの佐渡さん登場。
公開リハーサルは1楽章と4楽章。通しで演奏した後、佐渡さんがコメントしつつ部分部分を繰り返すという感じ。指揮台の椅子に座っているが、ここぞというときには立ち上がる。
タムタムマレットを替えるよう佐渡さんが言った様子で、スタッフさんが幾つかマレットを持ってきた。替えるとぐっとよい響きとなり大成功か。
私には、1楽章最初のホルンの音が大きすぎ、かつぎこちない感じがしたが、それが佐渡さん流なのかな。ファゴットの音が良かった。
終わった後、佐渡さんがマイクを持って、客席に近づき、お話を。さすがに慣れてる印象。ベートーベンで、交響曲でやれることはあらかたやりつくされ(楽章を5個にしたり、合唱を入れたり)、しかし、苦悩から歓喜へという構成は残されていた。チャイコフスキーの5番はそのような構成だが、6番は4楽章が歓喜ではないという異なった構成、楽章が普通の4楽章のような楽章になってるので、3楽章が終わるとブラボーがあることもあるそうな。2楽章は4分の5拍子で特異な効果。この曲で今年は全国ツアーとも話していた。
質問は?との投げかけに、1回最前列(といっても開放されていた席の最前列)の男性?が、宝塚100周年に佐渡さんが列席した(合唱指揮)ことに関して質問したらしく、いつもは男性が通らない経路を通った話や、オーケストラビットに行く階段がとても狭くこけるかもと思ったとか、日本でブルックナー4番を初演したのは、よく言われているN響ではなく、宝塚オケ(戦争の関係で日本に来たオーストラリア人が指揮)だったなどなどいろんな話をしてくれた。
コンサートでは味わえない経験ができてよかった。残念だったのは、佐渡さんが楽団員さんに話している内容がよくわからなかったこと。(観客席に背を向けて話してるし、遠いし、英語も混じってるようだし、まあ、わからないのもやむなし。)
佐渡さんいわく、本日の観客は800人以上。年間通し券購入者が見学できる仕組みと思うが、このような特典を作って、通し券のリピーターが増え、更に、口コミで通し券購入者が増えていくのだろうな。
指揮 佐渡裕
曲 チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調
場所 兵庫芸術文化センター
席 2階最前列R寄り
10時会場で、10時半から11時45分まで公開リハーサル
10時5分前くらいに会場着。長蛇の列に、驚き。早い人は、いったい何時から来ていたのだろうか。席は自由なので、良い席を確保したいということだろうな。
しかし、2階の最前列ならば、10時半直前でも大丈夫だった。(2階バルコニー席に座ったら、案内のお姉さんに、バルコニー席はだめと言われ(もっと丁寧な言い方)、席を移った。)
団員さんが平服なので、本番の黒衣との隔たりが大きく、はっとする。あまり派手な人はおらず、白とか時に青とか黄色とか。ミニスカにハイヒールの団員さんがいたりもするが。
だんだんと舞台で練習する団員さんが増え、最後にピンクのトレーナーに紺のジーンズっぽいズボンの佐渡さん登場。
公開リハーサルは1楽章と4楽章。通しで演奏した後、佐渡さんがコメントしつつ部分部分を繰り返すという感じ。指揮台の椅子に座っているが、ここぞというときには立ち上がる。
タムタムマレットを替えるよう佐渡さんが言った様子で、スタッフさんが幾つかマレットを持ってきた。替えるとぐっとよい響きとなり大成功か。
私には、1楽章最初のホルンの音が大きすぎ、かつぎこちない感じがしたが、それが佐渡さん流なのかな。ファゴットの音が良かった。
終わった後、佐渡さんがマイクを持って、客席に近づき、お話を。さすがに慣れてる印象。ベートーベンで、交響曲でやれることはあらかたやりつくされ(楽章を5個にしたり、合唱を入れたり)、しかし、苦悩から歓喜へという構成は残されていた。チャイコフスキーの5番はそのような構成だが、6番は4楽章が歓喜ではないという異なった構成、楽章が普通の4楽章のような楽章になってるので、3楽章が終わるとブラボーがあることもあるそうな。2楽章は4分の5拍子で特異な効果。この曲で今年は全国ツアーとも話していた。
質問は?との投げかけに、1回最前列(といっても開放されていた席の最前列)の男性?が、宝塚100周年に佐渡さんが列席した(合唱指揮)ことに関して質問したらしく、いつもは男性が通らない経路を通った話や、オーケストラビットに行く階段がとても狭くこけるかもと思ったとか、日本でブルックナー4番を初演したのは、よく言われているN響ではなく、宝塚オケ(戦争の関係で日本に来たオーストラリア人が指揮)だったなどなどいろんな話をしてくれた。
コンサートでは味わえない経験ができてよかった。残念だったのは、佐渡さんが楽団員さんに話している内容がよくわからなかったこと。(観客席に背を向けて話してるし、遠いし、英語も混じってるようだし、まあ、わからないのもやむなし。)
佐渡さんいわく、本日の観客は800人以上。年間通し券購入者が見学できる仕組みと思うが、このような特典を作って、通し券のリピーターが増え、更に、口コミで通し券購入者が増えていくのだろうな。
2014年4月5日土曜日
大阪フィルハーモニー交響楽団 井上道義 ショスタコーヴィチ 交響曲第4番 他 2014.4.5
評価 ★★★★☆
演奏 大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮 井上道義
ヴァイオリン 神尾真由子
曲目 チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
ショスタコーヴィチ 交響曲第4番
場所 フェスティバルホール
席 2階 5列 18 B席 5,000円
1年ほど前に建てかえが終わったフェスティバルホール。
中に入るのは、今日が初めて。
天井も高く、どっしりとした高級感がある。
しかし、中にウォータークーラーが見つからなかったが、ないのだろうか?
いつも、芸文会館やら京都ホールやらでは愛飲しているのに。
ホール内は、開放感がある。2階5列といっても、そう遠い場所ではないとの印象。芸文会館3階前列と同じような感じかな。
舞台後ろに席がないのが残念。パイプオルガンがなければ、つくらないのかな。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲では、井上氏はタクトを持たずに暗譜で指揮。
演奏はきれいに聞こえた。ただし、心に染み入るような情感までは感じない。
はからずも、途中何度か眠くなってしまった。
岩城宏之さんが、確か、エッセイに、岩城さんはコンサートを聴きにいったときは、寝ることが多く、名演のときと、ひどい演奏のときは起きている。寝るのは、とびきりの名演とまではいかないけれども良い演奏のとき、というような意味のことを書いていたような気がする。
眠くなったのは、良い演奏だったから、ということで、許してもらおう。
そうそう、1楽章が終わったときに、少なからぬ人が拍手していた。
日本のクラシカルミュージックコンサートでは、楽章ごとには拍手しないのが礼儀とされているようだけど、いったいどうしたことだろう。
井上氏首席就任記念なので、この曲を聴いた事ことのない人が沢山義理で来ていたということかな。
ショスタコーヴィチは、素晴らしい。
去年だったか、大フィルのブルックナーで、ホルンの外れ方がひどくて、曲を台無しにしていたけど、今日は、ホルンのソロもきれいだった。同じ人かな。指揮者によって気合が違うのかも。
井上氏は、去年、京響のブルックナーで見たときよりも動きが時に大きいが、しなやか。
終演後、最初に、井上氏が立つよう合図したのがファゴットの人で、そう、この曲、ファゴットソロがとても目出つ。バスクラリネットも目立つ。打楽器の入れ方もうまい。チェレスタもそう。
(この曲は、譜面を置いて、タクトを持って指揮していた。)
プログラムに、井上氏が「あなたはこの曲の終わりでの虚無をまとった孤独で自由な世界を、涙を秘めて抱きしめることができるのだろうか。オーケストラと未来をかけて、全身をかけて取り組みます。」と書いているけど、確かに井上氏の気を感じた。この曲の最後のほうは、なんだか底のない不安という感じもするが。
実は、大フィルも、けっこう実力があるのかも。
写真の全体がフェスティバルタワー。その下の部分がホールになっている。

演奏 大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮 井上道義
ヴァイオリン 神尾真由子
曲目 チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
ショスタコーヴィチ 交響曲第4番
場所 フェスティバルホール
席 2階 5列 18 B席 5,000円
1年ほど前に建てかえが終わったフェスティバルホール。
中に入るのは、今日が初めて。
天井も高く、どっしりとした高級感がある。
しかし、中にウォータークーラーが見つからなかったが、ないのだろうか?
いつも、芸文会館やら京都ホールやらでは愛飲しているのに。
ホール内は、開放感がある。2階5列といっても、そう遠い場所ではないとの印象。芸文会館3階前列と同じような感じかな。
舞台後ろに席がないのが残念。パイプオルガンがなければ、つくらないのかな。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲では、井上氏はタクトを持たずに暗譜で指揮。
演奏はきれいに聞こえた。ただし、心に染み入るような情感までは感じない。
はからずも、途中何度か眠くなってしまった。
岩城宏之さんが、確か、エッセイに、岩城さんはコンサートを聴きにいったときは、寝ることが多く、名演のときと、ひどい演奏のときは起きている。寝るのは、とびきりの名演とまではいかないけれども良い演奏のとき、というような意味のことを書いていたような気がする。
眠くなったのは、良い演奏だったから、ということで、許してもらおう。
そうそう、1楽章が終わったときに、少なからぬ人が拍手していた。
日本のクラシカルミュージックコンサートでは、楽章ごとには拍手しないのが礼儀とされているようだけど、いったいどうしたことだろう。
井上氏首席就任記念なので、この曲を聴いた事ことのない人が沢山義理で来ていたということかな。
ショスタコーヴィチは、素晴らしい。
去年だったか、大フィルのブルックナーで、ホルンの外れ方がひどくて、曲を台無しにしていたけど、今日は、ホルンのソロもきれいだった。同じ人かな。指揮者によって気合が違うのかも。
井上氏は、去年、京響のブルックナーで見たときよりも動きが時に大きいが、しなやか。
終演後、最初に、井上氏が立つよう合図したのがファゴットの人で、そう、この曲、ファゴットソロがとても目出つ。バスクラリネットも目立つ。打楽器の入れ方もうまい。チェレスタもそう。
(この曲は、譜面を置いて、タクトを持って指揮していた。)
プログラムに、井上氏が「あなたはこの曲の終わりでの虚無をまとった孤独で自由な世界を、涙を秘めて抱きしめることができるのだろうか。オーケストラと未来をかけて、全身をかけて取り組みます。」と書いているけど、確かに井上氏の気を感じた。この曲の最後のほうは、なんだか底のない不安という感じもするが。
実は、大フィルも、けっこう実力があるのかも。
写真の全体がフェスティバルタワー。その下の部分がホールになっている。
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