評価 ★★★☆☆
演奏 兵庫芸術文化センター管弦楽団
指揮 佐渡裕
ピアノ ドミトリー メイボローダ
曲 グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
曲 チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調
場所 兵庫芸術文化センター
席 3階最前列R寄り A席4,000円
http://hpac-orc.jp/concert/20140411.php
先日のリハーサル見学に続き、待望の本番。
リハーサルと違い、服から黄色も赤もピンクもなくなり、ミニスカもなくなって、オーケストラらしい引き締まった感じに見える。
佐渡さんはプレトークで最近発売の千円のPAC現メンバーに似せたイラストがついた買い物バッグを、○百個しか作ってない、昨日○百個売れた、などと宣伝してた。
加えて、子どものころ母がピアノ弾いたり、家にレコードがあったりで、最初はベートーベンにはまり、次はチャイコフスキーやラフマニノフだったそうな。
グリンカ。初めて聴くが、とてもよい。次への期待が高まる。
ラフマニノフ。佐渡さんがプレトークで話したように、とてもハンサムな21歳のピアニスト。演奏は、情感たっぷりで、ピアノもオケも巣晴らし。
アンコール (ラフマニノフ 13の前奏曲第5番、同10の前奏曲第5番 2曲も!)の選曲と演奏も言うことなし。
チャイコフスキー。微妙。
リハーサルで気になってた冒頭近くのホルン(先日のエントリーに書いた)は、気にならない形に修正されていた。タムタムのマレットも、変えた後のものを使っていた様子。リハーサル見てよかったと当日に続き、再び満足。
演奏は、良いといえば良いのだろうが、何か十分でない感じがした。魂か。
1楽章では、早いパッセージでフルートの音がべた塗りしたように聞こえたところやら、3楽章で、フルートだったかピッコロだったかの音が突き抜けた感じがしたところやらが気になった。1楽章最後のトロンボーンは、まあ、こんな感じで成功なのかなとも思うが、微妙な感じ。
トランペットの音は、きれいに伸びて響いて、とても良かった。元ミュンヘンフィル首席のウーヴェ・コミシュケさんが加わっていたから?
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