★★★★★
2018.1.20
神戸文化ホール
指 揮 ダーヴィト・アフカム
ピアノ 小山 実稚恵
管弦楽 NHK交響楽団
リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・フアン」作品20
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
(アンコール ショパン マズルカ 67-4)
リヒャルト・シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」組曲
ラヴェル:バレエ音楽「ラ・ヴァルス」
S席6000円 2階前から3列目L側3つめ
N響にしては安い。
さすがN響。弦は澄み、金管が安定して響く。
アフカムさんの指揮は初めて聞くが、なかなかの実力。
特に、ラ・ヴァルスは名演だ。タンバリンの奏者が踊り?ながら鳴らしていたのが印象的。
モーツァルトの小山さんは、のっぺりした音とでもいおうか。アンコールのマズルカも生き生きした感じが出ず、残念。ベートーヴェン、ブラームス向きなのではないかな。
2018年1月20日土曜日
ロイヤル・コンセルトヘボウ交響楽団 ダニエレ・ガッティ マーラー交響曲第4番 バッハ チェロ協奏曲第1番他 2017.11.17
★★★★★
2017年11月18日
京都コンサートホール
[指揮]ダニエレ・ガッティ
(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席指揮者)
[チェロ]タチアナ・ヴァシリエヴァ
ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
マーラー:交響曲第4番 ト長調(ソプラノ:マリン・ビストレム)
B席 2甲バルコニー後ろの方 前列 62番くらだったかな。17000円。かなり高い。
ちなみにS席は25000円
ハイドンの冒頭で驚いた。玄の音が、ありえあいほどに気持ち良い。
ソリストの音色も、絶妙だ。
マーラーは、出だしの官のアンサンブルが、魔術のようで素晴らしい。
ホルンが活躍する楽曲だが、ホルンも、音色といい安定感といい、申し分ない。
欲を言うと、ソプラノがもう少しくっきりさを出してほしかった。
ハイドンの曲作りはかなり良い。
マーラーの曲作りは、技量の高いオーケストラなのに、今一つという印象だった。心に踏み込む感じとか、天上で安らぐ感じとか、もっと出ていてもよいのにと思った。
2017年11月18日
京都コンサートホール
[指揮]ダニエレ・ガッティ
(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席指揮者)
[チェロ]タチアナ・ヴァシリエヴァ
ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb-1
マーラー:交響曲第4番 ト長調(ソプラノ:マリン・ビストレム)
B席 2甲バルコニー後ろの方 前列 62番くらだったかな。17000円。かなり高い。
ちなみにS席は25000円
ハイドンの冒頭で驚いた。玄の音が、ありえあいほどに気持ち良い。
ソリストの音色も、絶妙だ。
マーラーは、出だしの官のアンサンブルが、魔術のようで素晴らしい。
ホルンが活躍する楽曲だが、ホルンも、音色といい安定感といい、申し分ない。
欲を言うと、ソプラノがもう少しくっきりさを出してほしかった。
ハイドンの曲作りはかなり良い。
マーラーの曲作りは、技量の高いオーケストラなのに、今一つという印象だった。心に踏み込む感じとか、天上で安らぐ感じとか、もっと出ていてもよいのにと思った。
2017年11月12日日曜日
ノルマ マリエッラ・デヴィーア 沼尻竜典 他 2017.10.28
★★★★★
ノルマ 2017.10.28
2017年10月28日(土)14:00開演
指揮:沼尻竜典 Ryusuke NUMAJIRI(びわ湖ホール芸術監督)
演出:粟國 淳 Jun AGUNI
美術:横田あつみ Atsumi YOKOTA
衣裳:増田恵美 Emi MASUDA
照明:原中治美 Harumi HARANAKA
舞台監督:菅原 多敢弘 Takahiro SUGAHARA
■キャスト
ノルマ マリエッラ・デヴィーア Mariella DEVIA
アダルジーザ ラウラ・ポルヴェレッリ Laura POLVERELLI
ポッリオーネ ステファン・ポップ Stefan POP
オロヴェーゾ 伊藤貴之 Takayuki ITO
クロティルデ 松浦 麗 Rei MATSUURA
フラーヴィオ 二塚直紀* Naoki NIZUKA
*…びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー
■管弦楽 トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア
B席11000(会員10000円)だったと思う。
ノルマ 2017.10.28
2017年10月28日(土)14:00開演
指揮:沼尻竜典 Ryusuke NUMAJIRI(びわ湖ホール芸術監督)
演出:粟國 淳 Jun AGUNI
美術:横田あつみ Atsumi YOKOTA
衣裳:増田恵美 Emi MASUDA
照明:原中治美 Harumi HARANAKA
舞台監督:菅原 多敢弘 Takahiro SUGAHARA
■キャスト
ノルマ マリエッラ・デヴィーア Mariella DEVIA
アダルジーザ ラウラ・ポルヴェレッリ Laura POLVERELLI
ポッリオーネ ステファン・ポップ Stefan POP
オロヴェーゾ 伊藤貴之 Takayuki ITO
クロティルデ 松浦 麗 Rei MATSUURA
フラーヴィオ 二塚直紀* Naoki NIZUKA
*…びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー
■管弦楽 トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア
B席11000(会員10000円)だったと思う。
S席は18000円
満席のようだ。
記録が遅くなってしまい、記憶もすでに曖昧。
しかし、マリエッラ・デヴィーアさんは、やはり、なかなかのもの。オーケストラも悪くはない。沼尻さんの指揮ぶりも、よい。
満足のいく公演だ。
マリエッラ・デヴィーアさんは、1948年生まれという。69歳くらいということになる。しかし、つやかでよくとおる、美しい声だ。
宣伝では、今回が最後の来日となっているが、そうは言わずにまた来日してもらえないかな。
ルチア ハンガリー国立歌劇場 エディタ・グルベローヴァ 他 2017.11.12
★★★★★★(6こ) 2017.11.12
ハンガリー国立歌劇場「ランメルモールのルチア」
開演/15:00
エディタ・グルベローヴァ
Peter Balco
ZoltanKelemen
Istvan Kovacs 他
指揮 Peter Valentovic
ハンガリー国立歌劇場「ランメルモールのルチア」
開演/15:00
エディタ・グルベローヴァ
Peter Balco
ZoltanKelemen
Istvan Kovacs 他
指揮 Peter Valentovic
C席 12500円 3回L方向 4-6くらい
Sは 24500円
席は、特に悪くはないと思う。コストパフォーマンス的には良い席だ。
ほぼ満席みたいだ(すべて見晴らせたわけではない)
歌手、特に、エディタ・グルベローヴァさんは、素晴らしい。1946年生まれということらしいので、70歳。信じられない。70歳であの歌声。宣伝リーフレットには、最後の来日とあるが、そういわずに、もっともっと来てほしい人だ。
オーケストラも、歌とのかねあいが、素晴らしい。ホルンの音が心地よい、
舞台装置には凝っていない。ハンガリーという国に、あまり経済的なゆとりがないということ?
2017年10月23日月曜日
神々の黄昏 2017.10.7 ワーグナー ステファン・ グールド ペトラ・ラング 飯守泰次郎 読売日本交響楽団 他
★★★★★
指揮 飯守泰次郎
読売日本交響楽団
ジークフリート Siegfried
ステファン・グールド Stephen GOULD
ブリュンヒルデ Brünnhilde
ペトラ・ラング Petra LANG
アルベリヒ Alberich
島村武男 SHIMAMURA Takeo
グンター Gunther
アントン・ケレミチェフ
Anton KEREMIDTCHIEV
ハーゲン Hagen
アルベルト・ペーゼンドルファー
Albert PESENDORFER
グートルーネ Gutrune
安藤赴美子 ANDO Fumiko
ヴァルトラウテ Waltraute
ヴァルトラウト・マイヤー
Waltraud MEIER
うっかり書くのを忘れて2週間以上経ってしまい、記憶があやふやとなってきてしまった。
ただし、かなりよかったのは間違いない。
このシリーズ、オーケストラには失望が続いていたが、この日は、いつもと違ってかなりよかった。あまり気になる部分もなく、音色も心地よい。
終演後調べると、読売日本交響楽団だった。どうりで。新国立劇場でのオペラは初めてらしい。いつも起用することはできないのだろうか。これまでの他のオケとは質が違うので。
歌手については、島村さんと安藤さん、検討していたが、やはり、他の方々と比べて聴いてしまい、もう一段の奮起を期待するといった感想になってしまう。
グールドさんは、歌はよいが、体形がどっしりしすぎて、ジークフリートとは違うかも、と思ってしまう。
指揮 飯守泰次郎
読売日本交響楽団
ジークフリート Siegfried
ステファン・グールド Stephen GOULD
ブリュンヒルデ Brünnhilde
ペトラ・ラング Petra LANG
アルベリヒ Alberich
島村武男 SHIMAMURA Takeo
グンター Gunther
アントン・ケレミチェフ
Anton KEREMIDTCHIEV
ハーゲン Hagen
アルベルト・ペーゼンドルファー
Albert PESENDORFER
グートルーネ Gutrune
安藤赴美子 ANDO Fumiko
ヴァルトラウテ Waltraute
ヴァルトラウト・マイヤー
Waltraud MEIER
うっかり書くのを忘れて2週間以上経ってしまい、記憶があやふやとなってきてしまった。
ただし、かなりよかったのは間違いない。
このシリーズ、オーケストラには失望が続いていたが、この日は、いつもと違ってかなりよかった。あまり気になる部分もなく、音色も心地よい。
終演後調べると、読売日本交響楽団だった。どうりで。新国立劇場でのオペラは初めてらしい。いつも起用することはできないのだろうか。これまでの他のオケとは質が違うので。
歌手については、島村さんと安藤さん、検討していたが、やはり、他の方々と比べて聴いてしまい、もう一段の奮起を期待するといった感想になってしまう。
グールドさんは、歌はよいが、体形がどっしりしすぎて、ジークフリートとは違うかも、と思ってしまう。
ラベル:
★5個以上,
cd-飯守泰次郎,
cp-ワーグナー,
oc-読売日本交響楽団,
オペラ
京都市交響楽団 広上淳一 ボリス・ベルキン ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番 ブラームス 交響曲第1番
★★★★★
[指揮]広上淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Vn]ボリス・ベルキン
ウォルトン:「スピット・ファイア」前奏曲とフーガ
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調op.77
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調op.68
京都コンサートホール
B席 3500円 R側バルコニー やや前(指揮者の斜め後ろ)
ショスタコーヴィチは、音楽は難解だが、ヴァイオリンはさすがに、よい。
音量は大きくないとの印象だが、伴奏なしで奏でる音は、心にしみる。
ブラームスでは、頭髪を黒くしたが、ヤンキーっぽくしかしどっしりと座っている垣本さんのホルンがなかなかよかった。中山さんのティンパにも心を打つ。
終わると、まず、垣本さんに立つよう合図。予想通り。次は高山さんかと思っていると、小谷口さん。もっとも、ここからはクラリネット、ファゴット、フルート、オーボエの各首席に順番に立つよう合図があったので、単に順番というかんじだったのかも。その後、中山さんが立った時には、拍手がひときわ大きくなっていた。さすがだ。
[指揮]広上淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Vn]ボリス・ベルキン
ウォルトン:「スピット・ファイア」前奏曲とフーガ
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調op.77
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調op.68
京都コンサートホール
B席 3500円 R側バルコニー やや前(指揮者の斜め後ろ)
ショスタコーヴィチは、音楽は難解だが、ヴァイオリンはさすがに、よい。
音量は大きくないとの印象だが、伴奏なしで奏でる音は、心にしみる。
ブラームスでは、頭髪を黒くしたが、ヤンキーっぽくしかしどっしりと座っている垣本さんのホルンがなかなかよかった。中山さんのティンパにも心を打つ。
終わると、まず、垣本さんに立つよう合図。予想通り。次は高山さんかと思っていると、小谷口さん。もっとも、ここからはクラリネット、ファゴット、フルート、オーボエの各首席に順番に立つよう合図があったので、単に順番というかんじだったのかも。その後、中山さんが立った時には、拍手がひときわ大きくなっていた。さすがだ。
2017年10月21日土曜日
日本センチュリー交響楽団 ブラームス ヴァイオリン協奏曲 シベリウス 交響曲第1番 他 秋山和慶 アリーナ・イブラギモヴァ
★★★★★
ブラームス:大学祝典序曲 op.80
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
アンコール イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番 第1楽章
シベリウス:交響曲第1番 ホ短調 op.39
[指揮]秋山和慶
[ヴァイオリン]アリーナ・イブラギモヴァ
[管弦楽]日本センチュリー交響楽団
席はREEで最後部。父も一緒に富山に行く途中だったから、
ブラームス:大学祝典序曲 op.80
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
アンコール イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番 第1楽章
シベリウス:交響曲第1番 ホ短調 op.39
[指揮]秋山和慶
[ヴァイオリン]アリーナ・イブラギモヴァ
[管弦楽]日本センチュリー交響楽団
席はREEで最後部。父も一緒に富山に行く途中だったから、
お客さんは半分くらい。あまりに少ないので驚いた。
それでも演奏には最善をつくしてくれていたと思う。
秋山さんは、ブラームスやシベリウスは得意なのだろう。
ブラームスは2曲とも流麗な演奏だ。
時に金管(特にホルン)が聞き苦しく、時に菅の合奏が聞き苦しいこともあったが、弦はきちんと鋭く鳴っていた。
ヴァイオリンはなかなかによい。体格の割に音量が今一つではあったが、高音部で音程が更に上がる時の言いも言われぬ感覚がよい。
アンコールのイザイは、素晴らしい。さすがである。だてにハイティンクさんらと共演しているわけではない。
コンマスの松浦奈々さんは、体を大きく動かす弾き方で、見ていても楽しいし、音色もベルリンフィルの町田さんと似た感じの音色だ。
シベリウスは、スケールが大きく聞こえ、感じが良い。ティンパニが巧者だ。
シベリウスは、スケールが大きく聞こえ、感じが良い。ティンパニが巧者だ。
2017年9月24日日曜日
ドビュッシー弦楽四重奏団 小谷口直子 モーツァルト クラリネット五重奏 他
★★★★★
[演奏]ドビュッシー弦楽四重奏団
[Cl]小谷口直子(ゲスト)
オール・モーツァルト・プログラム
ディヴェルティメント ヘ長調K.138
クラリネット五重奏イ長調K.581
レクイエムニ短調K.626(弦楽四重奏版)(P.リヒテンタール編)
アンコール
ハイドン The seven last words of christ より ソナタ7番 op51
最前列の真ん中あたり。
4500円。高くはない。
ディヴェルティメントは、ごきげんな感じだ。アンサンブルも緻密。
クラリネット五重奏は、涙が出そうな演奏だ。小谷口さんは黄緑のスカートのドレス。クラリネットを主にひざの向かって右側に構えて吹いていた。斜めだと思うが、特に違和感はないのかな。演奏を終えて退席する時に落とした緑のスワブを拾ったのがご愛敬。曲を終えた時に、四重奏の人たちが、皆、よくできましたスマイルをみせてくてれいた。
レクイエムは、最後の方は、モーツァルト風だがモーツァルトでないという気がするが、どうだろうか。(どれだけモーツァルトに沿って補作したか解明もされていないようだし。)
アンコールのハイドンは素晴らしかった。
[演奏]ドビュッシー弦楽四重奏団
[Cl]小谷口直子(ゲスト)
オール・モーツァルト・プログラム
ディヴェルティメント ヘ長調K.138
クラリネット五重奏イ長調K.581
レクイエムニ短調K.626(弦楽四重奏版)(P.リヒテンタール編)
アンコール
ハイドン The seven last words of christ より ソナタ7番 op51
最前列の真ん中あたり。
4500円。高くはない。
ディヴェルティメントは、ごきげんな感じだ。アンサンブルも緻密。
クラリネット五重奏は、涙が出そうな演奏だ。小谷口さんは黄緑のスカートのドレス。クラリネットを主にひざの向かって右側に構えて吹いていた。斜めだと思うが、特に違和感はないのかな。演奏を終えて退席する時に落とした緑のスワブを拾ったのがご愛敬。曲を終えた時に、四重奏の人たちが、皆、よくできましたスマイルをみせてくてれいた。
レクイエムは、最後の方は、モーツァルト風だがモーツァルトでないという気がするが、どうだろうか。(どれだけモーツァルトに沿って補作したか解明もされていないようだし。)
アンコールのハイドンは素晴らしかった。
2017年9月18日月曜日
京都市交響楽団 ラフマニノフ 交響曲第2番 他 2017.9.17 京都の秋音楽祭開催記念コンサート
ショパン ★★★★☆
ラフマニノフ ★★★★★★
[指揮]広上淳一(京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Pf] ルーカス・ゲニューシャス
[管弦楽]京都市交響楽団
すぎやまこういち:序奏MIYAKO
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
ピアノアンコール
デジャトニコフ Echoes from the Theatre より Ⅴ Chase Rondo
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 op.27
ラフマニノフは、とびきりの名演。満点を5つ★としているが、それを凌駕しているので、6つ★とした。
京響さんは、広上さん指揮だと、やはり、素晴らしい。
深い情感と不思議なエネルギーを感じる演奏だ。
1~2年前に聴いた京都大学交響楽団の演奏もすごかったけど(魂が入っている)、今日は、魂に素晴らしい技量も加わった恐るべし演奏だ。
垣内さんは、前回から、頭髪をなぜか黒くしている。座り方は相変わらずヤンキー座りだけど。どうしたんだろう。
曲を終え、広上さんは最初に小谷口さんに近づいて立つよう合図。3~4年前のショスタコーヴィチ以来のクラリネットを掲げるガッツポーズがきまっていた。(ショスタコさんの時よりも少し上げ方が少なかったようには思うが)
小谷口さんの音色、いつもと違って真っすぐ的だった。それも良い。
ショパン、ルーカスさんの音はシャープというよりは柔らかく抱かれたという表現があてはまる。(好みとしては、シャープな音)
しかし、アンコールになると、一転して、シャープさも表出されていた。やはりただ者ではない。
すぎやまさんの曲は、今日のために委嘱されたものだという(終演後、リーフレットを読んだら書いてあった)ドラマチックに作ってあり、聴いて心地よい。
そうそう、冒頭に、着物を着た市長さんがあいあつをしていた。
今日は台風。京都への影響は、開演当時、まだほとんどなかったと思う。
ラフマニノフ ★★★★★★
[指揮]広上淳一(京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Pf] ルーカス・ゲニューシャス
[管弦楽]京都市交響楽団
すぎやまこういち:序奏MIYAKO
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
ピアノアンコール
デジャトニコフ Echoes from the Theatre より Ⅴ Chase Rondo
ラフマニノフは、とびきりの名演。満点を5つ★としているが、それを凌駕しているので、6つ★とした。
京響さんは、広上さん指揮だと、やはり、素晴らしい。
深い情感と不思議なエネルギーを感じる演奏だ。
1~2年前に聴いた京都大学交響楽団の演奏もすごかったけど(魂が入っている)、今日は、魂に素晴らしい技量も加わった恐るべし演奏だ。
垣内さんは、前回から、頭髪をなぜか黒くしている。座り方は相変わらずヤンキー座りだけど。どうしたんだろう。
曲を終え、広上さんは最初に小谷口さんに近づいて立つよう合図。3~4年前のショスタコーヴィチ以来のクラリネットを掲げるガッツポーズがきまっていた。(ショスタコさんの時よりも少し上げ方が少なかったようには思うが)
小谷口さんの音色、いつもと違って真っすぐ的だった。それも良い。
ショパン、ルーカスさんの音はシャープというよりは柔らかく抱かれたという表現があてはまる。(好みとしては、シャープな音)
しかし、アンコールになると、一転して、シャープさも表出されていた。やはりただ者ではない。
すぎやまさんの曲は、今日のために委嘱されたものだという(終演後、リーフレットを読んだら書いてあった)ドラマチックに作ってあり、聴いて心地よい。
そうそう、冒頭に、着物を着た市長さんがあいあつをしていた。
今日は台風。京都への影響は、開演当時、まだほとんどなかったと思う。
2017年7月29日土曜日
大阪フィルハーモニー交響楽団 インバル マーラー 交響曲第6番 2017.7.28
★★★★★
2017.7.28
大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮/エリアフ・インバル
曲目/マーラー:交響曲第6番
C席4000円 2階7列(一番後ろ)12番
(学生を除けば一番安い席。大フィルは高い。)
悪い席ではない。
見える範囲は概ね満員。サテライト席?は空席も少なくないが。
2楽章にスケルツォをもってきていた。
4楽章(終楽章)のハンマーは、2回だった。
冒頭。もう少し、えぐるような音が欲しかった。少し不全感。
2017.7.28
大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮/エリアフ・インバル
曲目/マーラー:交響曲第6番
C席4000円 2階7列(一番後ろ)12番
(学生を除けば一番安い席。大フィルは高い。)
悪い席ではない。
見える範囲は概ね満員。サテライト席?は空席も少なくないが。
2楽章にスケルツォをもってきていた。
4楽章(終楽章)のハンマーは、2回だった。
冒頭。もう少し、えぐるような音が欲しかった。少し不全感。
しかし、がっちりして堂々とした曲作りだ。
その後、時に緻密さがなくなるが、だんだん盛り上がる。終楽章になると、非の打ち所がない。さすが、インバルさんだ。
ハンマーは、本体が赤茶色で、そこそこ色落ちしている感じで(双眼鏡でチェック)、使い込んでいるという印象。叩かれる木箱は新しい感じだ。
叩いたのは、きゃしゃな女性。井口雅子さんだろうか。きゃしゃだけれど、存在感のある叩き方だ。ぴったりと決まった。ふりかぶるので、拍に合わせるのはけっこう難しいのではないだろうか。
インバルさんは、見ていて心地よい指揮ぶりだ。ストレスがない。
演奏を終え、インバルさんが最初に立ち上がるよう合図をしたのは、ホルンの高橋将純さん。この曲、かなりホルンが目立っている。名手高橋さんは、堂々と演奏していた。万雷の拍手。
終演後のインバルさんの表情も、会心のでき、といったふうだ。
満足度の高い演奏会だった。
2017年7月23日日曜日
フィガロの結婚 佐渡裕 2017.7.23
★★★★★
2017.7.23 フィガロの結婚
指揮 佐渡裕
演出 デヴィッド・ニース
アルマヴィーヴァ伯爵 ユンポン・ワン
アルマヴィーヴァ伯爵夫人 キレボヒリ・ビーソン ※
スザンナ リディア・トイシャー
フィガロ ジョン・ムーア
ケルビーノ サンドラ・ピケス・エディ
マルチェリーナ ロバータ・アレクサンダー ※
バルトロ アーサー・ウッドレイ
バジリオ/ドン・クルツィオ チャド・シェルトン
アントニオ 晴 雅彦
バルバリーナ 三宅理恵
兵庫芸術文化センター管弦楽団
チェンバロ ケヴィン・マーフィー
A席(一番高い席)12000円
2階3列目(最後尾)ややL寄り
代役のビーソンさんも、まだ新人というカテゴリーに入るようだが、かなりのもの。南アフリカ出身の黒人歌手だ。声が甘ったるい感じがするのが少し好みと外れるが、それでもたいしたものだ。
他の歌い手も素晴らしい。三宅理恵さんも、かなりよかった。
毎年、この佐渡さんオペラは、歌手の水準が高い。これだけの歌手を集めるのは、かなりたいへんなことだろう。
この会場、オーケストラがビットに入ると、音の響きや、音の深みが削がれる気がする。
PACさんも、ひさびさにお顔を拝見すると、見覚えがない方ばかり。まあ、3年で退団するという話だから、やむを得ないのだろうが。オーケストラへの親しみという点からすると、人によってはもう少し長く在団してもらってもいいような気もする。今日のPACさん、なかなかよかったが、弦のキレがもう少しあると申し分ないように思えた。
ただ、第一幕は、残念ながら、少し冗長に感じる部分もあり、意識が舞台からずれたこともあった。第二幕以後は、それを吹き飛ばすかのような素晴らしさだったが。
本日が、10日程度の西宮公演の最終日だ。
最後、オーケストラ団員も舞台に上がって手を振っていた。かなりよい試みに見えた。最終日だけかな。(このシリーズでも、オケ団員が舞台に上がるのは初めて見た。)価値ある最終日か。
終演後、佐渡さんのサイン会。列は、残念ながら短めだった。(ほしい人の大多数はもうもらっているのだろう。以前のヒラリー・ハーンの列はすごかった。)
来年は、魔弾の射手だという。楽しみだ。
2017.7.23 フィガロの結婚
指揮 佐渡裕
演出 デヴィッド・ニース
アルマヴィーヴァ伯爵 ユンポン・ワン
アルマヴィーヴァ伯爵夫人 キレボヒリ・ビーソン ※
スザンナ リディア・トイシャー
フィガロ ジョン・ムーア
ケルビーノ サンドラ・ピケス・エディ
マルチェリーナ ロバータ・アレクサンダー ※
バルトロ アーサー・ウッドレイ
バジリオ/ドン・クルツィオ チャド・シェルトン
アントニオ 晴 雅彦
バルバリーナ 三宅理恵
兵庫芸術文化センター管弦楽団
チェンバロ ケヴィン・マーフィー
A席(一番高い席)12000円
2階3列目(最後尾)ややL寄り
代役のビーソンさんも、まだ新人というカテゴリーに入るようだが、かなりのもの。南アフリカ出身の黒人歌手だ。声が甘ったるい感じがするのが少し好みと外れるが、それでもたいしたものだ。
他の歌い手も素晴らしい。三宅理恵さんも、かなりよかった。
毎年、この佐渡さんオペラは、歌手の水準が高い。これだけの歌手を集めるのは、かなりたいへんなことだろう。
この会場、オーケストラがビットに入ると、音の響きや、音の深みが削がれる気がする。
PACさんも、ひさびさにお顔を拝見すると、見覚えがない方ばかり。まあ、3年で退団するという話だから、やむを得ないのだろうが。オーケストラへの親しみという点からすると、人によってはもう少し長く在団してもらってもいいような気もする。今日のPACさん、なかなかよかったが、弦のキレがもう少しあると申し分ないように思えた。
ただ、第一幕は、残念ながら、少し冗長に感じる部分もあり、意識が舞台からずれたこともあった。第二幕以後は、それを吹き飛ばすかのような素晴らしさだったが。
本日が、10日程度の西宮公演の最終日だ。
最後、オーケストラ団員も舞台に上がって手を振っていた。かなりよい試みに見えた。最終日だけかな。(このシリーズでも、オケ団員が舞台に上がるのは初めて見た。)価値ある最終日か。
終演後、佐渡さんのサイン会。列は、残念ながら短めだった。(ほしい人の大多数はもうもらっているのだろう。以前のヒラリー・ハーンの列はすごかった。)
来年は、魔弾の射手だという。楽しみだ。
ラベル:
★5個以上,
cd-佐渡裕,
oc-PACオーケストラ,
オペラ
2017年7月16日日曜日
京都市交響楽団 広上淳一 ズーカーマン ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ブラームス 交響曲第3番 2017.7.16
★★★★★
2017.7.16
[指揮]広上淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Vn]ピンカス・ズーカーマン
ブラームス:大学祝典序曲op.80
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.61
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調op.90
料金 S5,000 A4,500 B3,500 P2,000
京都コンサートホール
広上さんが、プレトークで、今日がズーカーマンさんの誕生日、そこで、演奏の後にサプライズでハッピーバースディを演奏するので、手拍子をください、そうするとアンコールが期待できそう、などと話していた。(実際、手拍子はあったがアンコールはなし。)
意外なことに、広上さんは、この曲を演奏するのは、今日が4回目(2回公演の第一回である昨日が3回目)だという。学生の時にこの曲の指揮をするために勉強した、その青臭い感じがあって・・ などと話していた。
大学祝典序曲は旺文社の大学受験ラジオ講座で聴いていたが、その曲がブラームスとは知らなかったという、これまた意外なお話だ。
大学祝典序曲は、ホルンのエキストラさんがソロを吹いた時など、音がきれいに聞こえず、少し残念。
ベートーヴェンは、さすが巨匠という名がふさわしいズーカーマンさん、素晴らしい。しかりした音で、時に透明感、ときに豊かさ、時に切なさ、といったふうだ。音色も好みだ。
出だしの中山さんのティンパニもたまらない。無造作に見えるが絶妙だ。この曲、このティンパニで、よくもなり、平凡にもなる。
今まで聴いた中で(録音も含めて)、いいな、といえる演奏は、昨年の五島みどり+広上淳一+京都市交響楽団 と、今日の演奏と、2回だけだ。
ブラームスも、圧倒的な名演だ。
この曲も、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と同様に、つまらない演奏で聴くと、本当につまらない。その対極にあるのが今日の演奏だ。
クラリネット、持ち帰る時に時間の余裕があまりなく、マウスピースの付け替えをみるのも興味深い。小谷口さんはかなり忙しそうだ。筒井さんは、セカンドの方がファーストよりも遅れて入ることが多いせいか、余裕を見せながら付け替えていた。
それにしても、広上さんの音楽づくりには、いつも脱帽だ。
曲のあと、真っ先に立つよう指示されるのは、小谷口さんだろうと勝手に思っていたが、実際には、垣内さんだった。それも良しか。2番目が小谷口さんだったが、指名を周囲の人に確認してから立っていた。クラリネットのソロが始まった時に広上さんはニコニコしながら指揮していたのだが・・・
2017.7.16
[指揮]広上淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Vn]ピンカス・ズーカーマン
ブラームス:大学祝典序曲op.80
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.61
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調op.90
料金 S5,000 A4,500 B3,500 P2,000
京都コンサートホール
広上さんが、プレトークで、今日がズーカーマンさんの誕生日、そこで、演奏の後にサプライズでハッピーバースディを演奏するので、手拍子をください、そうするとアンコールが期待できそう、などと話していた。(実際、手拍子はあったがアンコールはなし。)
意外なことに、広上さんは、この曲を演奏するのは、今日が4回目(2回公演の第一回である昨日が3回目)だという。学生の時にこの曲の指揮をするために勉強した、その青臭い感じがあって・・ などと話していた。
大学祝典序曲は旺文社の大学受験ラジオ講座で聴いていたが、その曲がブラームスとは知らなかったという、これまた意外なお話だ。
大学祝典序曲は、ホルンのエキストラさんがソロを吹いた時など、音がきれいに聞こえず、少し残念。
ベートーヴェンは、さすが巨匠という名がふさわしいズーカーマンさん、素晴らしい。しかりした音で、時に透明感、ときに豊かさ、時に切なさ、といったふうだ。音色も好みだ。
出だしの中山さんのティンパニもたまらない。無造作に見えるが絶妙だ。この曲、このティンパニで、よくもなり、平凡にもなる。
今まで聴いた中で(録音も含めて)、いいな、といえる演奏は、昨年の五島みどり+広上淳一+京都市交響楽団 と、今日の演奏と、2回だけだ。
ブラームスも、圧倒的な名演だ。
この曲も、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と同様に、つまらない演奏で聴くと、本当につまらない。その対極にあるのが今日の演奏だ。
クラリネット、持ち帰る時に時間の余裕があまりなく、マウスピースの付け替えをみるのも興味深い。小谷口さんはかなり忙しそうだ。筒井さんは、セカンドの方がファーストよりも遅れて入ることが多いせいか、余裕を見せながら付け替えていた。
それにしても、広上さんの音楽づくりには、いつも脱帽だ。
曲のあと、真っ先に立つよう指示されるのは、小谷口さんだろうと勝手に思っていたが、実際には、垣内さんだった。それも良しか。2番目が小谷口さんだったが、指名を周囲の人に確認してから立っていた。クラリネットのソロが始まった時に広上さんはニコニコしながら指揮していたのだが・・・
2017年7月8日土曜日
ハンブルク交響楽団 シュテファン・ザンデルリンク 2017.7.3
★★★★★
ハンブルク交響楽団
Hamburger Symphoniker
演目・内容 [指揮]シュテファン・ザンデルリンク
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 op.84
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67「運命」
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
料金 一般 S9,000 A7,000 B5,000 C3,000 私はC席。3階バルコニーの下段だ。上段に比べると、かなり舞台に近い気がする。
お客さんは、ざっと、7割くらいか。さびしい。京響ならこんなに少ないことはないが。料金も比較的手ごろだし、京コンさんは、もっと、うまく宣伝したり、聴衆集めの工夫をしたりしないといけない。
演奏は、総じて申し分ない。エグモントは文句のつけようがない。第五は、力で押す風な演奏。第一は、情感あり力強さありで、申し分ない。
シュテファン・ザンデルリンクさんは、踊る指揮。
ドイツ音楽家の層の厚さを感じる。
ハンブルク交響楽団
Hamburger Symphoniker
演目・内容 [指揮]シュテファン・ザンデルリンク
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 op.84
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67「運命」
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
料金 一般 S9,000 A7,000 B5,000 C3,000 私はC席。3階バルコニーの下段だ。上段に比べると、かなり舞台に近い気がする。
お客さんは、ざっと、7割くらいか。さびしい。京響ならこんなに少ないことはないが。料金も比較的手ごろだし、京コンさんは、もっと、うまく宣伝したり、聴衆集めの工夫をしたりしないといけない。
演奏は、総じて申し分ない。エグモントは文句のつけようがない。第五は、力で押す風な演奏。第一は、情感あり力強さありで、申し分ない。
シュテファン・ザンデルリンクさんは、踊る指揮。
ドイツ音楽家の層の厚さを感じる。
日本センチュリー交響楽団 ガランタ舞曲 シューマン チェロ協奏曲 他 2017.7.7
★★★★★
2017.7.7
[指揮]ヤーノシュ・コヴァーチュ
[チェロ]イェンス=ペーター・マインツ
[管弦楽]日本センチュリー交響楽団
リスト:交響詩「前奏曲」S.97
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op.129
ソリストアンコール:バッハ 無伴奏チェロ組曲第3番 サラバンド
コダーイ:ハンガリー民謡「飛べよ孔雀」による変奏曲
コダーイ:ガランタ舞曲
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 A 6,000円 B 4,500円 C 3,500円 D 1,500円
私はD席。L側のバルコニー最上段 正面が指揮者のお尻のあたりか 3分の2くらいのプレイヤーの顔も見え、悪くはない席だ。
しかし、4割くらいしか席が埋まっていない。
失礼ながら、日本センチュリー交響楽団が、今日のような上質の音楽を奏でるとは思いもしなかった。飯森さんが指揮する凡庸な演奏という印象が強かったのだろう。奏者の実力はかなりのものだ。
リストの力強さと情感
飛べよ孔雀の透明感
ガランタ舞曲の躍動感
どれをとっても素晴らしい。さすが、ハンガリー国立歌劇場を40年ほど率いたというコヴァーチュさんだ。存在感もかなりなものだ。
シューマンも悪くはない。チェロ協奏曲となると、チェロの音域からしてチェロが浮き立つことはないので、輪郭がはっきりしない音楽になってしまうのではないかな。
ホルンの水無瀬一成さん、京響の時は垣内さんに隠れていたが、実はかなりの実力者だ。
クラリネットの持丸秀一郎さん、息の柱ががっちりしている。音の深みと優美さが加われば、完璧だ。
2017.7.7
[指揮]ヤーノシュ・コヴァーチュ
[チェロ]イェンス=ペーター・マインツ
[管弦楽]日本センチュリー交響楽団
リスト:交響詩「前奏曲」S.97
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op.129
ソリストアンコール:バッハ 無伴奏チェロ組曲第3番 サラバンド
コダーイ:ハンガリー民謡「飛べよ孔雀」による変奏曲
コダーイ:ガランタ舞曲
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 A 6,000円 B 4,500円 C 3,500円 D 1,500円
私はD席。L側のバルコニー最上段 正面が指揮者のお尻のあたりか 3分の2くらいのプレイヤーの顔も見え、悪くはない席だ。
しかし、4割くらいしか席が埋まっていない。
失礼ながら、日本センチュリー交響楽団が、今日のような上質の音楽を奏でるとは思いもしなかった。飯森さんが指揮する凡庸な演奏という印象が強かったのだろう。奏者の実力はかなりのものだ。
リストの力強さと情感
飛べよ孔雀の透明感
ガランタ舞曲の躍動感
どれをとっても素晴らしい。さすが、ハンガリー国立歌劇場を40年ほど率いたというコヴァーチュさんだ。存在感もかなりなものだ。
シューマンも悪くはない。チェロ協奏曲となると、チェロの音域からしてチェロが浮き立つことはないので、輪郭がはっきりしない音楽になってしまうのではないかな。
ホルンの水無瀬一成さん、京響の時は垣内さんに隠れていたが、実はかなりの実力者だ。
クラリネットの持丸秀一郎さん、息の柱ががっちりしている。音の深みと優美さが加われば、完璧だ。
2017年7月3日月曜日
諏訪内晶子 ヴァイオリンリサイタル 2017.7.2
★★★★★
2017年7月2日(日) 14:00 開演
[ヴァイオリン]諏訪内晶子
[ピアノ]ボリス・ベレゾフスキー
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 「春」 op.24
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
プロコフィエフ:5つのメロディ op.35 bis
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
アンコール
マスネ:タイスの瞑想曲
ウォーロック:カプリオール組曲より Basse-Danse
ホイベルガー(クライスラー編):「オペラ舞踏会」より 真夜中の鐘
クライスラー:シンコペーション
ドヴォルザーク(クライスラー編):我が母のおしえたまいし歌
ザ・シンフォニーホール A席8000円(S席なし)
最前列のR側28くらい
諏訪内さんを正面近でとらえる席。(正面を向かず、右を向いているので。譜面台は、客席の列と直角だ。)ベレゾフスキーさんもまずまずよく見える。
お客さんは9割くらいか。
諏訪内さんは、赤いロングのドレス。靴は金色で、ヒールは10数センチくらいありそうだ。
やはり、最初の音から素晴らしい。上質だ。
豊かで力強く、情感にあふれ、繊細さも併せ持つ。
ピアノとのかけあいも心地よい。
諏訪内さんの目をぱっちりあけて楽譜を見る様子が絵になっている。ベレゾフスキーさんは、時折諏訪内さんのほうを向く。
アンコールは、なんと、5曲。お二人もだいぶ興が乗っていた雰囲気。
ベレゾフスキーさんが諏訪内さんの手を取って、その手を高くかかげることが何度かあったのが印象的だ。
良い席にしておいて、よかったと思う。
2017年7月2日(日) 14:00 開演
[ヴァイオリン]諏訪内晶子
[ピアノ]ボリス・ベレゾフスキー
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 「春」 op.24
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
プロコフィエフ:5つのメロディ op.35 bis
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18
アンコール
マスネ:タイスの瞑想曲
ウォーロック:カプリオール組曲より Basse-Danse
ホイベルガー(クライスラー編):「オペラ舞踏会」より 真夜中の鐘
クライスラー:シンコペーション
ドヴォルザーク(クライスラー編):我が母のおしえたまいし歌
ザ・シンフォニーホール A席8000円(S席なし)
最前列のR側28くらい
諏訪内さんを正面近でとらえる席。(正面を向かず、右を向いているので。譜面台は、客席の列と直角だ。)ベレゾフスキーさんもまずまずよく見える。
お客さんは9割くらいか。
諏訪内さんは、赤いロングのドレス。靴は金色で、ヒールは10数センチくらいありそうだ。
やはり、最初の音から素晴らしい。上質だ。
豊かで力強く、情感にあふれ、繊細さも併せ持つ。
ピアノとのかけあいも心地よい。
諏訪内さんの目をぱっちりあけて楽譜を見る様子が絵になっている。ベレゾフスキーさんは、時折諏訪内さんのほうを向く。
アンコールは、なんと、5曲。お二人もだいぶ興が乗っていた雰囲気。
ベレゾフスキーさんが諏訪内さんの手を取って、その手を高くかかげることが何度かあったのが印象的だ。
良い席にしておいて、よかったと思う。
2017年6月29日木曜日
ハーゲン弦楽四重奏団 ショスタコーヴィチ ベートーヴェン 2017.6.29
★★★★★
2017.6.29
ハーゲン弦楽四重奏団
ルーカス・ハーゲン: 1727年製ヴァイオリン「パガニーニ」
ライナー・シュミット: 1680年製ヴァイオリン「パガニーニ」
ヴェロニカ・ハーゲン: 1731年製ヴィオラ「パガニーニ」
クレメンス・ハーゲン: 1736年製チェロ「パガニーニ」
●演奏曲目
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 op.73
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 op.135
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第14番 嬰へ長調 op.142
アンコール ハイドン 弦楽四重奏曲 第78番 日の出 より 第3楽章メヌエット
会場 いずみホール 6000円 前から3列目左寄り
残念ながら、ビオラ演奏者が、第一ヴァイオリン演奏者に隠れて見えない席
ショスタコーヴィチの14番、多分きちんと聴いたのは初めてと思うが、原初からの音、とでもいうような、圧倒的な音楽。演奏も、素人耳には非の打ちどころがなく、素晴らしい。
ベートーヴェンの16番をさしおいて、メインの曲(というか最後の曲)になるに十分な曲だ。
特に、チェロのハイポジションの演奏が印象的だった。
ハーゲン弦楽四重奏団は、第二ヴァイオリン以外は兄弟ということだ。
2017.6.29
ハーゲン弦楽四重奏団
ルーカス・ハーゲン: 1727年製ヴァイオリン「パガニーニ」
ライナー・シュミット: 1680年製ヴァイオリン「パガニーニ」
ヴェロニカ・ハーゲン: 1731年製ヴィオラ「パガニーニ」
クレメンス・ハーゲン: 1736年製チェロ「パガニーニ」
●演奏曲目
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 op.73
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 op.135
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第14番 嬰へ長調 op.142
アンコール ハイドン 弦楽四重奏曲 第78番 日の出 より 第3楽章メヌエット
会場 いずみホール 6000円 前から3列目左寄り
残念ながら、ビオラ演奏者が、第一ヴァイオリン演奏者に隠れて見えない席
ショスタコーヴィチの14番、多分きちんと聴いたのは初めてと思うが、原初からの音、とでもいうような、圧倒的な音楽。演奏も、素人耳には非の打ちどころがなく、素晴らしい。
ベートーヴェンの16番をさしおいて、メインの曲(というか最後の曲)になるに十分な曲だ。
特に、チェロのハイポジションの演奏が印象的だった。
ハーゲン弦楽四重奏団は、第二ヴァイオリン以外は兄弟ということだ。
2017年5月21日日曜日
大阪フィルハーモニー交響楽団 井上道義 前橋汀子 ブルックナー 交響曲第9番 他 2017.5.21
ショーソン、マスネ ★★★★★
ブルックナー ★★★★☆
指揮 井上道義
ヴァイオリン 前橋汀子
大阪フィルハーモニー交響楽団
概ね満員。
1階バルコニー席 前列10あたりだったか。時々座るお気に入りの席だ。
確か、5000円(前橋さん登場なので、奮発して一番高い席)
ショーソン:詩曲 *
マスネ:タイスの瞑想曲 *
アンコール曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番より ガヴォット
ブルックナー:交響曲第9番
(*ヴァイオリン:前橋汀子)
前橋さん、黄色いドレスで登場。
前橋さんのヴァイオリンがうたうと、会場全体の空気が張りつめ、その音に否応なしに手中する。音色は硬くなく、豊か。
さすが、大御所だ。素晴らしい。
アンコールのバッハも、引き込まれていくような申し分のない演奏。
ブルックナーは、曲の歌わせ方が素晴らしく、秀演だ。この曲の第4楽章が書かれずに終わったことが、本当に残念。
終わったあとに井上さん、両腕でガッツポーズもとっていた。
ただし、1昨年頃に聴いた、児玉さん指揮の大阪交響楽団のこの曲の方が完成度が高かった気はする。
惜しむらくは、ホルン(ワーグナーチューバ)のエキストラの人と思うが、時に変わった音を出していたこと。
腹立たしいのは、曲がしっとりと終わった直後に拍手を始めた人たちがいたこと。何とかならないものか。最近、どの会場でも目に余る気がする。
ブルックナー ★★★★☆
指揮 井上道義
ヴァイオリン 前橋汀子
大阪フィルハーモニー交響楽団
概ね満員。
1階バルコニー席 前列10あたりだったか。時々座るお気に入りの席だ。
確か、5000円(前橋さん登場なので、奮発して一番高い席)
ショーソン:詩曲 *
マスネ:タイスの瞑想曲 *
アンコール曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番より ガヴォット
ブルックナー:交響曲第9番
(*ヴァイオリン:前橋汀子)
前橋さん、黄色いドレスで登場。
前橋さんのヴァイオリンがうたうと、会場全体の空気が張りつめ、その音に否応なしに手中する。音色は硬くなく、豊か。
さすが、大御所だ。素晴らしい。
アンコールのバッハも、引き込まれていくような申し分のない演奏。
ブルックナーは、曲の歌わせ方が素晴らしく、秀演だ。この曲の第4楽章が書かれずに終わったことが、本当に残念。
終わったあとに井上さん、両腕でガッツポーズもとっていた。
ただし、1昨年頃に聴いた、児玉さん指揮の大阪交響楽団のこの曲の方が完成度が高かった気はする。
惜しむらくは、ホルン(ワーグナーチューバ)のエキストラの人と思うが、時に変わった音を出していたこと。
腹立たしいのは、曲がしっとりと終わった直後に拍手を始めた人たちがいたこと。何とかならないものか。最近、どの会場でも目に余る気がする。
2017年4月23日日曜日
東京都交響楽団 アラン・ギルバート ベートーヴェン 交響曲第3番 他 2017.4.23
★★★★★★
★5個が通常の名演だが、これを凌駕したので★6個とした。
2017.4.23
東京都交響楽団 大阪特別公演
開演/14:00
指揮/アラン・ギルバート
ピアノ/イノン・バルナタン
管弦楽/東京都交響楽団
曲目/ベートーヴェン:劇付随音楽《エグモント》序曲 op.84
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op.55
当日券あり。しかし、見える範囲はほぼ満席。
3回の最前列真ん中あたり。
音響的にもかなり良い席だと思う。
4300円。(2番目の値段。一番高いところは5800円)
エグモントから、驚きだ。音の厚み。繊細さ。重厚さ。オケ全体で一つの生物といった感じだ。
やはり、N響と都響は、日本のオーケストラの中では、抜きんでているのではないか。
ホルンの有馬順春さんがとてもよい。
コンマスでもある四坊さんが、陪席にいたね。層が厚い。
指揮のギルバートさんも、超弩級とでもいうか、繊細さも備えていて、驚くべき人だ。
ただ、ティンパニは、京響の中山航介さんのほうが、キレがあっていいな。クラリネットも、京響の小谷口直子さんの音色のほうが好みだ。(いずれも都響もよい音をならしていたが)
バルナタンさんも、素晴らしい。
オーケストラが一つの生物のようであり、それにもう一つの生物が調和して加わっているといえるか。
「英雄」も、申し分ない。(4楽章の冒頭、もう少しキレがあるほうが好みではあるが。3~4年前に聴いたポンマー指揮(京響)のくそのようなひどい演奏をつい思い出してしまった・・・(オケは悪くないが、指揮がひどかったという印象)それにしても、同じ曲なのにこれほどまでに違うとは・・・
聴衆の拍手がひどい。3曲とも曲が終わる前から拍手が鳴り響いていた。そのせいでピアノのアンコールがなかったという説もあったりするし・・・(東京での同プログラムの際にはバッハをやってくれたらしい)
★5個が通常の名演だが、これを凌駕したので★6個とした。
2017.4.23
東京都交響楽団 大阪特別公演
開演/14:00
指揮/アラン・ギルバート
ピアノ/イノン・バルナタン
管弦楽/東京都交響楽団
曲目/ベートーヴェン:劇付随音楽《エグモント》序曲 op.84
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op.55
当日券あり。しかし、見える範囲はほぼ満席。
3回の最前列真ん中あたり。
音響的にもかなり良い席だと思う。
4300円。(2番目の値段。一番高いところは5800円)
エグモントから、驚きだ。音の厚み。繊細さ。重厚さ。オケ全体で一つの生物といった感じだ。
やはり、N響と都響は、日本のオーケストラの中では、抜きんでているのではないか。
ホルンの有馬順春さんがとてもよい。
コンマスでもある四坊さんが、陪席にいたね。層が厚い。
指揮のギルバートさんも、超弩級とでもいうか、繊細さも備えていて、驚くべき人だ。
ただ、ティンパニは、京響の中山航介さんのほうが、キレがあっていいな。クラリネットも、京響の小谷口直子さんの音色のほうが好みだ。(いずれも都響もよい音をならしていたが)
バルナタンさんも、素晴らしい。
オーケストラが一つの生物のようであり、それにもう一つの生物が調和して加わっているといえるか。
「英雄」も、申し分ない。(4楽章の冒頭、もう少しキレがあるほうが好みではあるが。3~4年前に聴いたポンマー指揮(京響)のくそのようなひどい演奏をつい思い出してしまった・・・(オケは悪くないが、指揮がひどかったという印象)それにしても、同じ曲なのにこれほどまでに違うとは・・・
聴衆の拍手がひどい。3曲とも曲が終わる前から拍手が鳴り響いていた。そのせいでピアノのアンコールがなかったという説もあったりするし・・・(東京での同プログラムの際にはバッハをやってくれたらしい)
2017年3月25日土曜日
京都市交響楽団 広上淳一 マーラー 交響曲第8番 2017.3.25
★★★★★★★★
(通常★5個までだが、通常の5個を大きく凌駕しているので8個とした)
2017.3.25
マーラー:交響曲第8番変ホ長調
会場名:京都コンサートホール・大ホール
出演者:広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
髙橋絵理(ソプラノ)【ソリスト変更!】、田崎 尚美(ソプラノ)【ソリスト変更!】、石橋 栄実(ソプラノ)、
清水 華澄(メゾソプラノ)、富岡 明子(メゾソプラノ)、
福井 敬(テノール)【ソリスト変更!】、小森 輝彦(バリトン)、ジョン・ハオ(バス)
京響コーラス、京都市少年合唱団 ほか
3月25日、26日の2回公演で、両日ともに即日完売。仕事から帰ってネットで購入しようとしたが、京コン、ぴあ、その他いくつか探したが、どこも、まさかの売り切れ。
売り切れとは考えてもみなかったので、深い嘆きに沈んだ。
しかし、運よく招待券をもらえたので、無事聴きに行くことができた。
席は2階L2 60くらいだったと思う。
完売とはいうものの、例によって、ところどころに空席。来ないのは法人会員とか招待券の人だろうか?
驚くばかりの名演だ。
このような感動に満ちた演奏会は初めて。招待券をいただけたことに感謝。
広上さんは、いつも以上に体を動かし、時には飛び上がり、音を引き出す。
京響も乱れることなくそれに応える。ソリストも。そして、合唱も。
1楽章は力で押し切ったという感もなくはないが、2楽章の繊細な始まり。そして、圧倒的な、天上につながるようなフィナーレ。
パイプオルガンの前で歌うソプラノ3の石橋さん。出演は短時間だが、最も大きな輝きだ。ベージュ系のドレスが良く合っている。
金管の響きも格別だった。やはり、金管が天上界へとつながる。
小谷口直子さんはブログでこの曲を好きになりたいと書いていた気がするが、この日までに、きっと、好きになっていたのだろう。クラリネットもとてもよかった。
京響は、先日のびわ湖でのラインの黄金といい、今回の演奏といい、絶頂期を迎えているようだ。
それと、日本にも素晴らしい歌手が少なくないことも実感できた。
蛇足だが、演奏を終えた直後の大声ブラボーはやめてほしい。余韻が台無しだ。
(通常★5個までだが、通常の5個を大きく凌駕しているので8個とした)
2017.3.25
マーラー:交響曲第8番変ホ長調
会場名:京都コンサートホール・大ホール
出演者:広上 淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
髙橋絵理(ソプラノ)【ソリスト変更!】、田崎 尚美(ソプラノ)【ソリスト変更!】、石橋 栄実(ソプラノ)、
清水 華澄(メゾソプラノ)、富岡 明子(メゾソプラノ)、
福井 敬(テノール)【ソリスト変更!】、小森 輝彦(バリトン)、ジョン・ハオ(バス)
京響コーラス、京都市少年合唱団 ほか
3月25日、26日の2回公演で、両日ともに即日完売。仕事から帰ってネットで購入しようとしたが、京コン、ぴあ、その他いくつか探したが、どこも、まさかの売り切れ。
売り切れとは考えてもみなかったので、深い嘆きに沈んだ。
しかし、運よく招待券をもらえたので、無事聴きに行くことができた。
席は2階L2 60くらいだったと思う。
完売とはいうものの、例によって、ところどころに空席。来ないのは法人会員とか招待券の人だろうか?
驚くばかりの名演だ。
このような感動に満ちた演奏会は初めて。招待券をいただけたことに感謝。
広上さんは、いつも以上に体を動かし、時には飛び上がり、音を引き出す。
京響も乱れることなくそれに応える。ソリストも。そして、合唱も。
1楽章は力で押し切ったという感もなくはないが、2楽章の繊細な始まり。そして、圧倒的な、天上につながるようなフィナーレ。
パイプオルガンの前で歌うソプラノ3の石橋さん。出演は短時間だが、最も大きな輝きだ。ベージュ系のドレスが良く合っている。
金管の響きも格別だった。やはり、金管が天上界へとつながる。
小谷口直子さんはブログでこの曲を好きになりたいと書いていた気がするが、この日までに、きっと、好きになっていたのだろう。クラリネットもとてもよかった。
京響は、先日のびわ湖でのラインの黄金といい、今回の演奏といい、絶頂期を迎えているようだ。
それと、日本にも素晴らしい歌手が少なくないことも実感できた。
蛇足だが、演奏を終えた直後の大声ブラボーはやめてほしい。余韻が台無しだ。
ラベル:
★5個以上,
cd-広上淳一,
cp-マーラー,
oc-京都市交響楽団,
s-石橋栄実
2017年3月20日月曜日
カルメン 小澤征爾 他 2017.3.20
★★★★★★(★5個を凌駕しているので★6個にした)
2017.3.20
ビゼー
歌劇 カルメン
出演
音楽監督・指揮:小澤征爾
指揮: 村上寿昭
(※指揮は小澤征爾、村上寿昭の2 名により振り分け)
管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
合唱:小澤征爾音楽塾合唱団
児童合唱:京都市少年合唱団
カルメン: サンドラ・ピクス・エディ
ドン・ホセ:チャド・シェルトン
ミカエラ:ケイトリン・リンチ
エスカミーリョ:サシャ・ディハニアン
メルセデス:アレクサンドラ・ロドリック
ズニガ:河野鉄平
モラレス:タイラー・ダンカン
ダンカイロ: 町英和
レメンダード: 大槻孝志
会場 ロームシアター京都
B席 17000円(S席は25000円)
1階 R2 20 くらい
このあたりの席が最も良いのではないか。舞台から比較的近い。音響もよい。もう少し前に行くと、舞台に対して斜め方向になりすぎる。
ただし、L席の方が、ビット内の金管、木管の奏者をよく見れるので、よりよいかもしれない。
小澤さん指揮の、どっしりとしたつくりの序曲で始まった。
歌といい、演奏といい、申し分ない。
とりわけ、カルメン役のサンドラ・ピクス・エディさんは、素晴らしい。うっとりする声だ。余人の追随を許さないのではないか。
オーケストラも、水準の高さに驚く。ふと、京都大学交響楽団の演奏を想起した。この舞台にかけるという魂がこもっていた気がする。
ただ、男性4人、女性4人(くらい)のフラメンコがうまくシンクロしていなかったことが若干気になった。
ストーリーはストーカー殺人で、あまり楽しい話ではない。曲は確かに素晴らしいが、この歌劇が長年にわたって人気を博しているということは、多くの人はストーカー殺人への憧れを抱いているということだろうか・・・
指揮は、お二人が半分くらいずつだ。小澤さんは、ずっと座っていた様子だ(はっきり見えないので断言を避ける)。終演後舞台に上がった時は、背筋は伸ばせず(肩のあたりがまるまっている)、歩き方もしっかりとはしていなかったが、存在感はあった。お顔を拝見すると、やはり、かなりお年を感じた。今後も末永く活躍を続けてほしいと切に思う。
2017.3.20
ビゼー
歌劇 カルメン
出演
音楽監督・指揮:小澤征爾
指揮: 村上寿昭
(※指揮は小澤征爾、村上寿昭の2 名により振り分け)
管弦楽:小澤征爾音楽塾オーケストラ
合唱:小澤征爾音楽塾合唱団
児童合唱:京都市少年合唱団
カルメン: サンドラ・ピクス・エディ
ドン・ホセ:チャド・シェルトン
ミカエラ:ケイトリン・リンチ
エスカミーリョ:サシャ・ディハニアン
メルセデス:アレクサンドラ・ロドリック
ズニガ:河野鉄平
モラレス:タイラー・ダンカン
ダンカイロ: 町英和
レメンダード: 大槻孝志
会場 ロームシアター京都
B席 17000円(S席は25000円)
1階 R2 20 くらい
このあたりの席が最も良いのではないか。舞台から比較的近い。音響もよい。もう少し前に行くと、舞台に対して斜め方向になりすぎる。
ただし、L席の方が、ビット内の金管、木管の奏者をよく見れるので、よりよいかもしれない。
小澤さん指揮の、どっしりとしたつくりの序曲で始まった。
歌といい、演奏といい、申し分ない。
とりわけ、カルメン役のサンドラ・ピクス・エディさんは、素晴らしい。うっとりする声だ。余人の追随を許さないのではないか。
オーケストラも、水準の高さに驚く。ふと、京都大学交響楽団の演奏を想起した。この舞台にかけるという魂がこもっていた気がする。
ただ、男性4人、女性4人(くらい)のフラメンコがうまくシンクロしていなかったことが若干気になった。
ストーリーはストーカー殺人で、あまり楽しい話ではない。曲は確かに素晴らしいが、この歌劇が長年にわたって人気を博しているということは、多くの人はストーカー殺人への憧れを抱いているということだろうか・・・
指揮は、お二人が半分くらいずつだ。小澤さんは、ずっと座っていた様子だ(はっきり見えないので断言を避ける)。終演後舞台に上がった時は、背筋は伸ばせず(肩のあたりがまるまっている)、歩き方もしっかりとはしていなかったが、存在感はあった。お顔を拝見すると、やはり、かなりお年を感じた。今後も末永く活躍を続けてほしいと切に思う。
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