★★★★☆
関西フィルハーモニー管弦楽団第277回定期演奏会
2016年9月25日(日) 14:00 開演
[指揮およびヴァイオリン独奏]オーギュスタン・デュメイ(関西フィル音楽監督)
[ピアノ]フリスティヤ・フージイ
[トランぺット]菊本和昭
[管弦楽]関西フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー:ゆううつなセレナーデ op.26(ヴァイオリンとオーケストラのための)
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 op.102
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35(ピアノ、トランぺット、弦楽合奏のための)
ピアノ・トランペット アンコール :チャイコフスキー ナポリの踊り (白鳥の湖 より)
チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調 op.17 「小ロシア」
アンコール:ビゼー アルルの女第一組曲より アダージェット
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 S 6,000円 A 4,500円 B 3,000円 C 2,000円
C席。舞台後方 R寄りの前列。 残念ながら、ピアニストの顔は半分くらいはデュメイさんに隠れていた。それでも隠れていない時間もそこそこあって、表情もわかり、けっこう楽しい。
ゆううつなセレナーデ
デュメイさんの、いわゆる弾き振り。といっても、ほとんど弾いていたので、最初手で振って、途中で時折弓で振っていた。
存在感のあるヴァイオリンの音だ。くっきりして、豊かだ。
ショスタコーヴィチ
第2番、フージイさんは楽しげに弾いていた。
第1番も、やはり楽しげにひいていた。
菊本さんは、太く、しっかりした音だ。弱音気をつけても太い感じがする。さすがだ。
交響曲第2番
「小ロシア」は、ウクライナのことだそうだ。
4,5,6番と比べると、まだ洗練されていないが、4番、5番を彷彿とさせる終盤の盛り上がりはなかなかのものだ。
デュメイさんは、8割くらいの時間は、楽譜を見ている感じだ。下向きになり、かっこうはよくない。といっても、一度、私の方に向かって手で音を出せとの指示。(実際には私とデュメイさんを結んだ直線の途中にチューバの人がいて、この人への指示だとおもう。)
音楽ずくりの方は、飯守さんや藤岡さんと違って、私の好みに近い。
クラリネットの音色はいまひとつだ。
大事な役回りとなるホルンは、客演首席(名フィル首席の安土真弓さん)だった。安土さん、今日は無難に吹いていた。関西フィルの首席には安心して任せられないということか。
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