★★★★★
2017.7.23 フィガロの結婚
指揮 佐渡裕
演出 デヴィッド・ニース
アルマヴィーヴァ伯爵 ユンポン・ワン
アルマヴィーヴァ伯爵夫人 キレボヒリ・ビーソン ※
スザンナ リディア・トイシャー
フィガロ ジョン・ムーア
ケルビーノ サンドラ・ピケス・エディ
マルチェリーナ ロバータ・アレクサンダー ※
バルトロ アーサー・ウッドレイ
バジリオ/ドン・クルツィオ チャド・シェルトン
アントニオ 晴 雅彦
バルバリーナ 三宅理恵
兵庫芸術文化センター管弦楽団
チェンバロ ケヴィン・マーフィー
A席(一番高い席)12000円
2階3列目(最後尾)ややL寄り
代役のビーソンさんも、まだ新人というカテゴリーに入るようだが、かなりのもの。南アフリカ出身の黒人歌手だ。声が甘ったるい感じがするのが少し好みと外れるが、それでもたいしたものだ。
他の歌い手も素晴らしい。三宅理恵さんも、かなりよかった。
毎年、この佐渡さんオペラは、歌手の水準が高い。これだけの歌手を集めるのは、かなりたいへんなことだろう。
この会場、オーケストラがビットに入ると、音の響きや、音の深みが削がれる気がする。
PACさんも、ひさびさにお顔を拝見すると、見覚えがない方ばかり。まあ、3年で退団するという話だから、やむを得ないのだろうが。オーケストラへの親しみという点からすると、人によってはもう少し長く在団してもらってもいいような気もする。今日のPACさん、なかなかよかったが、弦のキレがもう少しあると申し分ないように思えた。
ただ、第一幕は、残念ながら、少し冗長に感じる部分もあり、意識が舞台からずれたこともあった。第二幕以後は、それを吹き飛ばすかのような素晴らしさだったが。
本日が、10日程度の西宮公演の最終日だ。
最後、オーケストラ団員も舞台に上がって手を振っていた。かなりよい試みに見えた。最終日だけかな。(このシリーズでも、オケ団員が舞台に上がるのは初めて見た。)価値ある最終日か。
終演後、佐渡さんのサイン会。列は、残念ながら短めだった。(ほしい人の大多数はもうもらっているのだろう。以前のヒラリー・ハーンの列はすごかった。)
来年は、魔弾の射手だという。楽しみだ。
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