★★★★☆
2016.2.22
カティア・ブニアティシヴィリ ピアノリサイタル
●出演者
カティア・ブニアティシヴィリ(p)
●演奏曲目
ムソルグスキー:展覧会の絵
リスト:三つの演奏会用練習曲より「軽やかさ」
超絶技巧練習曲第5番 変ロ長調「鬼火」
パガニーニによる大練習曲 第3番 嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」
半音階的大ギャロップ、
リスト/ホロヴィッツ編 :ハンガリー狂詩曲第2番
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカよりの3楽章
アンコール
ヘンデル メヌエット ト短調
ドビュッシー 月の光
プロコフィエフ ピアノソナタ第7番 第3楽章
ショパン 前奏曲 変ホ短調 作品28-14
会場 いずみホール
ほぼ満席。若干、隅の方に空席。
確か、全席 5,000 円
Q-26 後ろだが、悪くはない。
このホール、後部はかなり高くなっているので、前席の人が気にならない。
赤いロングでタイトなドレスで登場。スリムだが、女性らしい部分はかなりのもの。よく似合っている。
展覧会の絵は、絵が見えない演奏だった。
リストは素晴らしい。若干精緻さに物足りなさはあったが、技巧的な美しさが光り、圧倒される。
ペトルーシュカは、踊りが浮かばない演奏だった。
やや物足りなさを感じたが、アンコールで佳境に入った。
束縛から離れた自由な演奏になったと思える。どの曲も素晴らしい。ドビュッシーでは、月の光が見えた。プロコフィエフは聴き手の魂を鼓舞する。展覧会の絵と同じピアニストとは思えない素晴らしさ。
サインが欲しかったが、CD購入者のみの特典。最近散在気味なので、ぐっとこらえて帰途についた。
しかし、カーテンコールが続いているのに帰る人もけっこう目立った。演奏者に失礼とは思わないのだろうか。
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