西宮よりも星が少ないのは、西宮に続いて、わずか1日おきの2回目だったので、新鮮な感動が薄れたから。
2015.3.3
指揮: エサ=ペッカ・サロネン
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
フィルハーモニア管弦楽団
シベリウス作曲:交響詩「フィンランディア」op.26
ブラームス作曲:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
アンコール バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番より ジーグ
アンコール シベリウス 悲しきワルツ
会場 愛知県芸術劇場 コンサートホール
席 3階 R2-33
C席 11,000 円 (一番高いのは S 21,000)
どうしようかと迷ったが、西宮では聴けない大好きなシベリウスの2番も聴きたいと思い(5番も好き)、名古屋でのコンサートも行くことにした。
席は7割程度しか埋まっていない。名古屋でクラック好きな人ってかなり少ないのかな。せっかくのサロネンさん、ヒラリーさん、フィルハーモニアなのに。音楽家の方々、気の毒な感じ。でも、左側が空席で、くつろげた。
うっかりメガネを忘れたが、双眼鏡を持っていったので、よしとしよう。
ヒラリーさんは、一見すると、1日と同じドレス。まあ、モデルではないので、そう替えないか。しかし、相当汗をかくだろうに、どうしてるんだろうか。
ちなみに、サロネンさんも同じ(デザインの)服。
今日も、サロネンさんは、楽譜を置いているが、ほとんど見ずに、ページをめくるときだけ手が自動的に動いていた。暗譜よりもかっこいい。(そういえば、岩城宏之さんは、かっこいいので暗譜していると書いてた。そう、ついでに思い出した。佐渡裕さんは、暗譜しないことにこだわる、という意味いのことを書いてたが、べつにこだわるほどのことではないようにも思うが、真意はどんなことなのだろうか。)
さて、フィンランディア。やはり素晴らしい。ちょっとティンパニの入りに力が入りすぎたような気がしたところもあったが。
ブラームス。今日は、3階からなので、ヒラリーさんの顔はよく見える。ただし、全身はサロネンさんに隠れて見えないほうが多い。ヒラリーさんの音は、透明性があって、時に豊かさや艶やかさもある。第二楽章に入るときに、ヒラリーさんとサロネンさんが、目で合図をしていたことや、3楽章でチェロの方見たときのサロネンさんの幸せそうな表情が印象的。
アンコールのバッハも素晴らしい。まさに音楽の精。
シベリウスの2番。広がり、躍動感など、かなり良いが、平日の仕事後ということもあってか、こちらの集中力が散漫になってしまった。トランペットの透明感のある伸びやかな音が心地よい。あと、2楽章6~7分あたりのトランペットソロ、個性的な吹き方だったけど、サロネンさんの趣味?
愛知県芸術劇場前の「水の宇宙船」 後ろはテレビ塔 |
愛知県芸術劇場 |
劇場入り口近く |
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