ヴェルディ ★★★★☆
ベルク ★★★★☆
シューマン ★★★★☆
2016.9,24
京都市交響楽団 第605回定期演奏会
[指揮]ガエタノ・デスピノーサ
[Vn]アラベラ・美歩・シュタインバッハー
ヴェルディ:歌劇「ナブッコ」序曲
ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
ヴァイオリンアンコール バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番から アンダンテ
シューマン:交響曲第3番変ホ長調「ライン」op.97
~開演前(14:10頃~)指揮者による「プレトーク」~
ホール 大ホール
料金 S 5,000 A 4,500 B 3,500 P 2,000
B席会員割引で確か3150円。舞台横の2階バルコニーR。エンターテインメントとして楽しむにはこのあたりが一番良い席ではないか? 指揮者の表情も見えるし。
お客さんは9割くらい。もっと入ってほしいと思うが・・・
ヴェルディ。生き生きしていて、なかなかよかった。
ベルク。
アラベラさんは、繊細な音を奏でる。強く弾く場面でも、優雅さがある。天国的な響きとでもいえようか。この曲にはとてもよく合っている。動きも優美。紫のドレスも容姿・体形・演奏に、よく合っている。指揮者と時に目で合図をしあっているのに感心。
小谷口さんが4番目の席に座っていたので、ちょっとびっくり。1st以外の席に座るのを見たのは初めてだ。出番も少しだけ。
シューマン。
デスピノーサさんの指揮はなかなかのもの。曲の本質をうまく音にしているかんじだ。楽譜を置いているが、ほとんど見ずに、ページをめくっていく。
音もかなり心地よい。とりわけクラリネットのソロはよかった。トロンボーンとホルンで和音が少し乱れたのが気になった程度。曲が終わって、指揮者が最初に立つよう合図するのは小谷口さんへかと思っていたら、高山さんにだった。フルートが続き、小谷口さんは3番目。
客演コンマスの荻原尚子さんは、かなり存在感がある。今もWDR交響楽団(ケルン放送響)のコンサートマスターなのかな?
終演後、いつものように団員さんが並んで「ありがとうございました。」と挨拶をしてくれていた。客商売と言えば客商売なので、けっこう大変だ。わたしもつい感謝のことばを返していた。
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