★★★★★
[演奏]ドビュッシー弦楽四重奏団
[Cl]小谷口直子(ゲスト)
オール・モーツァルト・プログラム
ディヴェルティメント ヘ長調K.138
クラリネット五重奏イ長調K.581
レクイエムニ短調K.626(弦楽四重奏版)(P.リヒテンタール編)
アンコール
ハイドン The seven last words of christ より ソナタ7番 op51
最前列の真ん中あたり。
4500円。高くはない。
ディヴェルティメントは、ごきげんな感じだ。アンサンブルも緻密。
クラリネット五重奏は、涙が出そうな演奏だ。小谷口さんは黄緑のスカートのドレス。クラリネットを主にひざの向かって右側に構えて吹いていた。斜めだと思うが、特に違和感はないのかな。演奏を終えて退席する時に落とした緑のスワブを拾ったのがご愛敬。曲を終えた時に、四重奏の人たちが、皆、よくできましたスマイルをみせてくてれいた。
レクイエムは、最後の方は、モーツァルト風だがモーツァルトでないという気がするが、どうだろうか。(どれだけモーツァルトに沿って補作したか解明もされていないようだし。)
アンコールのハイドンは素晴らしかった。
2017年9月24日日曜日
2017年9月18日月曜日
PAC管弦楽団 佐渡裕 メシアン トゥーガンラリラ交響曲 2017.9.16
★★★★☆
佐渡 裕
ピアノ ロジェ・ムラロ
オンド・マルトノ 原田 節
管弦楽 兵庫芸術文化センター管弦楽団
プログラム
メシアン:トゥーランガリラ交響曲
演奏前に佐渡さんが、原田さんをステージに呼び、お話。
オンド・マルトノについてだが、オンドは、waveのフランス語という。
マルトノは、この楽器を発明した人の人名。
恥ずかしながら知らなかったが、マルトノさんは、チェロの奏者で、それがこの楽器にも反映しているらしい。右手で弦、左手で計器?を操作する。鍵盤のようなものもついているのだが、あれは何???
倍音も響くよう設計されているらしい。確かに音色は心地よい。
真空管を使っているそうだが、今や、真空管は骨董品になりつつあるように思える。生産もなくなるだろうし。どうする?
そうそう、曲について。
悪くはないが、凄くもないと思う。
演奏も、悪くはない。
しばらくぶりのPAC。人がどんどん変わっているのが難点。愛着を持ちにくい。まあ、佐渡さんはずっとおられるが・・・
佐渡 裕
ピアノ ロジェ・ムラロ
オンド・マルトノ 原田 節
管弦楽 兵庫芸術文化センター管弦楽団
プログラム
メシアン:トゥーランガリラ交響曲
演奏前に佐渡さんが、原田さんをステージに呼び、お話。
オンド・マルトノについてだが、オンドは、waveのフランス語という。
マルトノは、この楽器を発明した人の人名。
恥ずかしながら知らなかったが、マルトノさんは、チェロの奏者で、それがこの楽器にも反映しているらしい。右手で弦、左手で計器?を操作する。鍵盤のようなものもついているのだが、あれは何???
倍音も響くよう設計されているらしい。確かに音色は心地よい。
真空管を使っているそうだが、今や、真空管は骨董品になりつつあるように思える。生産もなくなるだろうし。どうする?
そうそう、曲について。
悪くはないが、凄くもないと思う。
演奏も、悪くはない。
しばらくぶりのPAC。人がどんどん変わっているのが難点。愛着を持ちにくい。まあ、佐渡さんはずっとおられるが・・・
京都市交響楽団 ラフマニノフ 交響曲第2番 他 2017.9.17 京都の秋音楽祭開催記念コンサート
ショパン ★★★★☆
ラフマニノフ ★★★★★★
[指揮]広上淳一(京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Pf] ルーカス・ゲニューシャス
[管弦楽]京都市交響楽団
すぎやまこういち:序奏MIYAKO
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
ピアノアンコール
デジャトニコフ Echoes from the Theatre より Ⅴ Chase Rondo
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 op.27
ラフマニノフは、とびきりの名演。満点を5つ★としているが、それを凌駕しているので、6つ★とした。
京響さんは、広上さん指揮だと、やはり、素晴らしい。
深い情感と不思議なエネルギーを感じる演奏だ。
1~2年前に聴いた京都大学交響楽団の演奏もすごかったけど(魂が入っている)、今日は、魂に素晴らしい技量も加わった恐るべし演奏だ。
垣内さんは、前回から、頭髪をなぜか黒くしている。座り方は相変わらずヤンキー座りだけど。どうしたんだろう。
曲を終え、広上さんは最初に小谷口さんに近づいて立つよう合図。3~4年前のショスタコーヴィチ以来のクラリネットを掲げるガッツポーズがきまっていた。(ショスタコさんの時よりも少し上げ方が少なかったようには思うが)
小谷口さんの音色、いつもと違って真っすぐ的だった。それも良い。
ショパン、ルーカスさんの音はシャープというよりは柔らかく抱かれたという表現があてはまる。(好みとしては、シャープな音)
しかし、アンコールになると、一転して、シャープさも表出されていた。やはりただ者ではない。
すぎやまさんの曲は、今日のために委嘱されたものだという(終演後、リーフレットを読んだら書いてあった)ドラマチックに作ってあり、聴いて心地よい。
そうそう、冒頭に、着物を着た市長さんがあいあつをしていた。
今日は台風。京都への影響は、開演当時、まだほとんどなかったと思う。
ラフマニノフ ★★★★★★
[指揮]広上淳一(京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Pf] ルーカス・ゲニューシャス
[管弦楽]京都市交響楽団
すぎやまこういち:序奏MIYAKO
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
ピアノアンコール
デジャトニコフ Echoes from the Theatre より Ⅴ Chase Rondo
ラフマニノフは、とびきりの名演。満点を5つ★としているが、それを凌駕しているので、6つ★とした。
京響さんは、広上さん指揮だと、やはり、素晴らしい。
深い情感と不思議なエネルギーを感じる演奏だ。
1~2年前に聴いた京都大学交響楽団の演奏もすごかったけど(魂が入っている)、今日は、魂に素晴らしい技量も加わった恐るべし演奏だ。
垣内さんは、前回から、頭髪をなぜか黒くしている。座り方は相変わらずヤンキー座りだけど。どうしたんだろう。
曲を終え、広上さんは最初に小谷口さんに近づいて立つよう合図。3~4年前のショスタコーヴィチ以来のクラリネットを掲げるガッツポーズがきまっていた。(ショスタコさんの時よりも少し上げ方が少なかったようには思うが)
小谷口さんの音色、いつもと違って真っすぐ的だった。それも良い。
ショパン、ルーカスさんの音はシャープというよりは柔らかく抱かれたという表現があてはまる。(好みとしては、シャープな音)
しかし、アンコールになると、一転して、シャープさも表出されていた。やはりただ者ではない。
すぎやまさんの曲は、今日のために委嘱されたものだという(終演後、リーフレットを読んだら書いてあった)ドラマチックに作ってあり、聴いて心地よい。
そうそう、冒頭に、着物を着た市長さんがあいあつをしていた。
今日は台風。京都への影響は、開演当時、まだほとんどなかったと思う。
2017年9月3日日曜日
京都市交響楽団 アクセルロッド 幻想交響曲 死と変容 他
★★★★☆
日時:2017年9月3日(日)2:30pm 開演
会場名:京都コンサートホール・大ホール
出演者:ジョン・アクセルロッド(指揮)
武満徹:死と再生~「黒い雨」より
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」op.24
ベルリオーズ:幻想交響曲op.14
お客さんは8~9割。少し残念。2回公演になってからは、マーラーの8番以外は満席はないのでは?
今日の京響は、3曲とも緻密さが今ひとつという印象だった。
武満さんとシュトラウスは、聴いていて少し疲れる演奏。
ベルリオーズは素晴らしい。
音の一つ一つが生きているとでもいうような演奏だ。
二楽章や三楽章でのアクセルロッドさんの穏やかな表情が印象的。
小谷口さんがSクラを吹くのを、多分、初めて見た(というか聴いた)。あたりまえだが心地よい。いつもSクラを吹く玄さんよりも柔らかい感じで、穏やかな音色だ。
ティンパニを4人で演奏するのもなかなか見応えがある。
演奏後、横に並んでいる鈴木さん、小谷口さん、中野さんの表情が明るく、「よくできました。」といった雰囲気だった。
アクセルロッドさんの合図でイングリッシュホルンのお二人がまず立ち上がる。次は高山さんかと思っていると小谷口さんだった。その次が鈴木さんで、鈴木さんの意外そうな表情が印象的。
日時:2017年9月3日(日)2:30pm 開演
会場名:京都コンサートホール・大ホール
出演者:ジョン・アクセルロッド(指揮)
武満徹:死と再生~「黒い雨」より
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」op.24
ベルリオーズ:幻想交響曲op.14
お客さんは8~9割。少し残念。2回公演になってからは、マーラーの8番以外は満席はないのでは?
今日の京響は、3曲とも緻密さが今ひとつという印象だった。
武満さんとシュトラウスは、聴いていて少し疲れる演奏。
ベルリオーズは素晴らしい。
音の一つ一つが生きているとでもいうような演奏だ。
二楽章や三楽章でのアクセルロッドさんの穏やかな表情が印象的。
小谷口さんがSクラを吹くのを、多分、初めて見た(というか聴いた)。あたりまえだが心地よい。いつもSクラを吹く玄さんよりも柔らかい感じで、穏やかな音色だ。
ティンパニを4人で演奏するのもなかなか見応えがある。
演奏後、横に並んでいる鈴木さん、小谷口さん、中野さんの表情が明るく、「よくできました。」といった雰囲気だった。
アクセルロッドさんの合図でイングリッシュホルンのお二人がまず立ち上がる。次は高山さんかと思っていると小谷口さんだった。その次が鈴木さんで、鈴木さんの意外そうな表情が印象的。
2017年7月29日土曜日
大阪フィルハーモニー交響楽団 インバル マーラー 交響曲第6番 2017.7.28
★★★★★
2017.7.28
大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮/エリアフ・インバル
曲目/マーラー:交響曲第6番
C席4000円 2階7列(一番後ろ)12番
(学生を除けば一番安い席。大フィルは高い。)
悪い席ではない。
見える範囲は概ね満員。サテライト席?は空席も少なくないが。
2楽章にスケルツォをもってきていた。
4楽章(終楽章)のハンマーは、2回だった。
冒頭。もう少し、えぐるような音が欲しかった。少し不全感。
2017.7.28
大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮/エリアフ・インバル
曲目/マーラー:交響曲第6番
C席4000円 2階7列(一番後ろ)12番
(学生を除けば一番安い席。大フィルは高い。)
悪い席ではない。
見える範囲は概ね満員。サテライト席?は空席も少なくないが。
2楽章にスケルツォをもってきていた。
4楽章(終楽章)のハンマーは、2回だった。
冒頭。もう少し、えぐるような音が欲しかった。少し不全感。
しかし、がっちりして堂々とした曲作りだ。
その後、時に緻密さがなくなるが、だんだん盛り上がる。終楽章になると、非の打ち所がない。さすが、インバルさんだ。
ハンマーは、本体が赤茶色で、そこそこ色落ちしている感じで(双眼鏡でチェック)、使い込んでいるという印象。叩かれる木箱は新しい感じだ。
叩いたのは、きゃしゃな女性。井口雅子さんだろうか。きゃしゃだけれど、存在感のある叩き方だ。ぴったりと決まった。ふりかぶるので、拍に合わせるのはけっこう難しいのではないだろうか。
インバルさんは、見ていて心地よい指揮ぶりだ。ストレスがない。
演奏を終え、インバルさんが最初に立ち上がるよう合図をしたのは、ホルンの高橋将純さん。この曲、かなりホルンが目立っている。名手高橋さんは、堂々と演奏していた。万雷の拍手。
終演後のインバルさんの表情も、会心のでき、といったふうだ。
満足度の高い演奏会だった。
2017年7月23日日曜日
フィガロの結婚 佐渡裕 2017.7.23
★★★★★
2017.7.23 フィガロの結婚
指揮 佐渡裕
演出 デヴィッド・ニース
アルマヴィーヴァ伯爵 ユンポン・ワン
アルマヴィーヴァ伯爵夫人 キレボヒリ・ビーソン ※
スザンナ リディア・トイシャー
フィガロ ジョン・ムーア
ケルビーノ サンドラ・ピケス・エディ
マルチェリーナ ロバータ・アレクサンダー ※
バルトロ アーサー・ウッドレイ
バジリオ/ドン・クルツィオ チャド・シェルトン
アントニオ 晴 雅彦
バルバリーナ 三宅理恵
兵庫芸術文化センター管弦楽団
チェンバロ ケヴィン・マーフィー
A席(一番高い席)12000円
2階3列目(最後尾)ややL寄り
代役のビーソンさんも、まだ新人というカテゴリーに入るようだが、かなりのもの。南アフリカ出身の黒人歌手だ。声が甘ったるい感じがするのが少し好みと外れるが、それでもたいしたものだ。
他の歌い手も素晴らしい。三宅理恵さんも、かなりよかった。
毎年、この佐渡さんオペラは、歌手の水準が高い。これだけの歌手を集めるのは、かなりたいへんなことだろう。
この会場、オーケストラがビットに入ると、音の響きや、音の深みが削がれる気がする。
PACさんも、ひさびさにお顔を拝見すると、見覚えがない方ばかり。まあ、3年で退団するという話だから、やむを得ないのだろうが。オーケストラへの親しみという点からすると、人によってはもう少し長く在団してもらってもいいような気もする。今日のPACさん、なかなかよかったが、弦のキレがもう少しあると申し分ないように思えた。
ただ、第一幕は、残念ながら、少し冗長に感じる部分もあり、意識が舞台からずれたこともあった。第二幕以後は、それを吹き飛ばすかのような素晴らしさだったが。
本日が、10日程度の西宮公演の最終日だ。
最後、オーケストラ団員も舞台に上がって手を振っていた。かなりよい試みに見えた。最終日だけかな。(このシリーズでも、オケ団員が舞台に上がるのは初めて見た。)価値ある最終日か。
終演後、佐渡さんのサイン会。列は、残念ながら短めだった。(ほしい人の大多数はもうもらっているのだろう。以前のヒラリー・ハーンの列はすごかった。)
来年は、魔弾の射手だという。楽しみだ。
2017.7.23 フィガロの結婚
指揮 佐渡裕
演出 デヴィッド・ニース
アルマヴィーヴァ伯爵 ユンポン・ワン
アルマヴィーヴァ伯爵夫人 キレボヒリ・ビーソン ※
スザンナ リディア・トイシャー
フィガロ ジョン・ムーア
ケルビーノ サンドラ・ピケス・エディ
マルチェリーナ ロバータ・アレクサンダー ※
バルトロ アーサー・ウッドレイ
バジリオ/ドン・クルツィオ チャド・シェルトン
アントニオ 晴 雅彦
バルバリーナ 三宅理恵
兵庫芸術文化センター管弦楽団
チェンバロ ケヴィン・マーフィー
A席(一番高い席)12000円
2階3列目(最後尾)ややL寄り
代役のビーソンさんも、まだ新人というカテゴリーに入るようだが、かなりのもの。南アフリカ出身の黒人歌手だ。声が甘ったるい感じがするのが少し好みと外れるが、それでもたいしたものだ。
他の歌い手も素晴らしい。三宅理恵さんも、かなりよかった。
毎年、この佐渡さんオペラは、歌手の水準が高い。これだけの歌手を集めるのは、かなりたいへんなことだろう。
この会場、オーケストラがビットに入ると、音の響きや、音の深みが削がれる気がする。
PACさんも、ひさびさにお顔を拝見すると、見覚えがない方ばかり。まあ、3年で退団するという話だから、やむを得ないのだろうが。オーケストラへの親しみという点からすると、人によってはもう少し長く在団してもらってもいいような気もする。今日のPACさん、なかなかよかったが、弦のキレがもう少しあると申し分ないように思えた。
ただ、第一幕は、残念ながら、少し冗長に感じる部分もあり、意識が舞台からずれたこともあった。第二幕以後は、それを吹き飛ばすかのような素晴らしさだったが。
本日が、10日程度の西宮公演の最終日だ。
最後、オーケストラ団員も舞台に上がって手を振っていた。かなりよい試みに見えた。最終日だけかな。(このシリーズでも、オケ団員が舞台に上がるのは初めて見た。)価値ある最終日か。
終演後、佐渡さんのサイン会。列は、残念ながら短めだった。(ほしい人の大多数はもうもらっているのだろう。以前のヒラリー・ハーンの列はすごかった。)
来年は、魔弾の射手だという。楽しみだ。
ラベル:
★5個以上,
cd-佐渡裕,
oc-PACオーケストラ,
オペラ
2017年7月16日日曜日
京都市交響楽団 広上淳一 ズーカーマン ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ブラームス 交響曲第3番 2017.7.16
★★★★★
2017.7.16
[指揮]広上淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Vn]ピンカス・ズーカーマン
ブラームス:大学祝典序曲op.80
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.61
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調op.90
料金 S5,000 A4,500 B3,500 P2,000
京都コンサートホール
広上さんが、プレトークで、今日がズーカーマンさんの誕生日、そこで、演奏の後にサプライズでハッピーバースディを演奏するので、手拍子をください、そうするとアンコールが期待できそう、などと話していた。(実際、手拍子はあったがアンコールはなし。)
意外なことに、広上さんは、この曲を演奏するのは、今日が4回目(2回公演の第一回である昨日が3回目)だという。学生の時にこの曲の指揮をするために勉強した、その青臭い感じがあって・・ などと話していた。
大学祝典序曲は旺文社の大学受験ラジオ講座で聴いていたが、その曲がブラームスとは知らなかったという、これまた意外なお話だ。
大学祝典序曲は、ホルンのエキストラさんがソロを吹いた時など、音がきれいに聞こえず、少し残念。
ベートーヴェンは、さすが巨匠という名がふさわしいズーカーマンさん、素晴らしい。しかりした音で、時に透明感、ときに豊かさ、時に切なさ、といったふうだ。音色も好みだ。
出だしの中山さんのティンパニもたまらない。無造作に見えるが絶妙だ。この曲、このティンパニで、よくもなり、平凡にもなる。
今まで聴いた中で(録音も含めて)、いいな、といえる演奏は、昨年の五島みどり+広上淳一+京都市交響楽団 と、今日の演奏と、2回だけだ。
ブラームスも、圧倒的な名演だ。
この曲も、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と同様に、つまらない演奏で聴くと、本当につまらない。その対極にあるのが今日の演奏だ。
クラリネット、持ち帰る時に時間の余裕があまりなく、マウスピースの付け替えをみるのも興味深い。小谷口さんはかなり忙しそうだ。筒井さんは、セカンドの方がファーストよりも遅れて入ることが多いせいか、余裕を見せながら付け替えていた。
それにしても、広上さんの音楽づくりには、いつも脱帽だ。
曲のあと、真っ先に立つよう指示されるのは、小谷口さんだろうと勝手に思っていたが、実際には、垣内さんだった。それも良しか。2番目が小谷口さんだったが、指名を周囲の人に確認してから立っていた。クラリネットのソロが始まった時に広上さんはニコニコしながら指揮していたのだが・・・
2017.7.16
[指揮]広上淳一(常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー)
[Vn]ピンカス・ズーカーマン
ブラームス:大学祝典序曲op.80
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.61
ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調op.90
料金 S5,000 A4,500 B3,500 P2,000
京都コンサートホール
広上さんが、プレトークで、今日がズーカーマンさんの誕生日、そこで、演奏の後にサプライズでハッピーバースディを演奏するので、手拍子をください、そうするとアンコールが期待できそう、などと話していた。(実際、手拍子はあったがアンコールはなし。)
意外なことに、広上さんは、この曲を演奏するのは、今日が4回目(2回公演の第一回である昨日が3回目)だという。学生の時にこの曲の指揮をするために勉強した、その青臭い感じがあって・・ などと話していた。
大学祝典序曲は旺文社の大学受験ラジオ講座で聴いていたが、その曲がブラームスとは知らなかったという、これまた意外なお話だ。
大学祝典序曲は、ホルンのエキストラさんがソロを吹いた時など、音がきれいに聞こえず、少し残念。
ベートーヴェンは、さすが巨匠という名がふさわしいズーカーマンさん、素晴らしい。しかりした音で、時に透明感、ときに豊かさ、時に切なさ、といったふうだ。音色も好みだ。
出だしの中山さんのティンパニもたまらない。無造作に見えるが絶妙だ。この曲、このティンパニで、よくもなり、平凡にもなる。
今まで聴いた中で(録音も含めて)、いいな、といえる演奏は、昨年の五島みどり+広上淳一+京都市交響楽団 と、今日の演奏と、2回だけだ。
ブラームスも、圧倒的な名演だ。
この曲も、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲と同様に、つまらない演奏で聴くと、本当につまらない。その対極にあるのが今日の演奏だ。
クラリネット、持ち帰る時に時間の余裕があまりなく、マウスピースの付け替えをみるのも興味深い。小谷口さんはかなり忙しそうだ。筒井さんは、セカンドの方がファーストよりも遅れて入ることが多いせいか、余裕を見せながら付け替えていた。
それにしても、広上さんの音楽づくりには、いつも脱帽だ。
曲のあと、真っ先に立つよう指示されるのは、小谷口さんだろうと勝手に思っていたが、実際には、垣内さんだった。それも良しか。2番目が小谷口さんだったが、指名を周囲の人に確認してから立っていた。クラリネットのソロが始まった時に広上さんはニコニコしながら指揮していたのだが・・・
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