2017.1.25
ヴァイオリン:チョン・キョンファ
J.S.バッハ:ソナタ 第1番 ト短調 BWV.1001
パルティータ 第1番 ロ短調 BWV.1002
ソナタ 第2番 イ短調 BWV.1003
パルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004
ソナタ 第3番 ハ長調 BWV.1005
パルティータ 第3番 ホ長調 BWV.1006
ザ・シンフォニーホール
A席 7,000円 (高いのはS席10,000円)
2階バルコニーステージのやや前
1階は9割くらい入っていたが、2階は7割くらい、2階バルコニーは3割くらいと淋しい。
最初、マイクを持ってステージに上がった。ドレスは白。
顔だけみると、そのへんにいそうな普通のおばちゃんだ。
そして、聞き取りやすい英語で、
「以前のマネージャーが亡くなったという知らせを、昨日、受けた。
今日の演奏はその人に捧げる。」と話し、演奏を這始めた。
最初の音色に驚く。
けがれを清めるような音色だ。
途中、余分な弦の音が時折聞こえはしたが、透明感を持つ演奏で、時には芳醇にも響く。
少し前に聞いたヒラリーさんのソナタ第3番の方が好みではあるが(ダイナミックで、音が輝く。技術的にも上のような気がする。)、キョンファさんも、また、よい。
終演後は、自らステージの前に行き、何人かのお客さんと握手をしていた。かなり気さくだ。
キョンファさんにとっても、今日は特別な演奏会となっただろう。
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