2014年11月16日日曜日

兵庫芸術文化管弦楽団(PACオーケストラ) アルミンク  ダン・タイ・ソン ラヴェル 左手のためのピアノ協奏曲  フランク 交響曲 2014.11.16

総合評価 ★★★☆☆


演奏      兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ)
指揮      クリスティアン・アルミンク
ピアノ     ダン・タイ・ソン

曲  ギョーム・ルクー 弦楽のためのアダージォ
    ラヴェル     左手のためのピアノ協奏曲
    フランク     交響曲 ニ短調

    アンコール 
      ピアノ   ラヴェル ソネチネより 第楽章
      オーケストラ フォーレ ペレアスとメリザンド より シシリエンヌ


場所 兵庫芸術文化センター

席  2階最前列真ん中付近 A席4,000円(年間通し券なので3,000円)

ほぼ満席


ルクーの曲は、はじめて聴いた(確か)。悪くはないが、感動もない。演奏は、悪くないと思う。

ラヴェル。ピアノはさすがに心地よい。こうして生で聴くと、ラヴェルのすごさを感じる。天才か(当たり前か)。録音で聴くと、色彩感とかいまひとつの感じなので、やはり生に優位性がある。
ただ、オーケストラの透明感や色彩感が物足りないか。最後の金管がけっこう気になった。もう少し控えめに、と思うがどうか。
タイソンさんは、椅子に浅く腰かけ、右手は椅子の上に置いたり、ピアノの鍵盤の右横に置いたりしていた。アンコールになると、両手で弾くのが新鮮に見えた。

フランクは、よくまとまった演奏。
しかし、ホルンの音がちゃんと出ないところが何か所かあったのが気になってしまう。気にしないで聴いていければいいのだろうが。音の重厚感も物足りないか。弦のキレも。

アンコールのフルートは、どうだろうか。音色など好みと少し違うということか。

アルミンクさんの指揮ぶりは、しなやかで優雅で、音を小さくする時の腰の落とし方もさまになっている。

芸文センター前は、紅葉。暗くなると、ライトアップされていた。大木はクリスマスツリーに変身。けっこうきれいだ。






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