評価 ★★★★★★★(★7つ。★5個がとりあえずの満点だが、それを凌駕すると判断し、7つとした。)
演奏 トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン(ウィーンフィル(ウィーン国立歌劇場管弦楽団)メン バー主体の31人からなる合奏団体。この来日シリーズのために、毎年結成しているそうな。
曲目 イントラーダ(作曲者はよくわからない)
ロッシーニ セリヴィアの理髪師序曲
クロンマー 2つのクラリネットのための協奏曲
R.シュトラウス 「バラの騎士」ワルツ
ベートーヴェン 交響曲第3番変ホ長調
(アンコール 皇帝円舞曲)
指揮者 なし
会場 ザ・シンンフォニーホール
席 RRE6 → 失敗 RDDD角の出っ張りのため、舞台の視界がかなりさえぎられる。
RRDの1~4くらいが一番良いのではないか。舞台がよく見え、あまりさえぎら れない。RREなら1~4。5も許容範囲かも。
3,000円 (とても安い)
音色や響きが、日本(関西)のオーケストラとは全く違う。甘美で、かつ、よく伸びる、素晴らしい音色。
指揮者なしで、コンサートマスターが弓で合図して、始まる。
最初、チューニングなしでいきなり始まって、びっくり。
クロンマーは、モーツァルトと同時代の人らしい。クラリネットのかけあいがとても楽しい。クラリネットは、ウィーンフィル首席のペーター・シュミードルさんと、吉田誠さん。
R.シュトラウスでは、冒頭のちょっと後に、ホルンが入ってくるところ、素晴らしい音色と音量。¥ ベートーヴェンも、素晴らしい音色。去年聞いた京都市交響楽団も悪くはなかったが、数段素晴らしい。指揮者って、いなくても問題ないのかも、などと考える。惜しむらくは、第4楽章冒頭30~40秒くらいで、トランペット(多分)の音が突き抜けてしまったこと。トランペットは、ウィーンフィルソロトランペットのハンス・ペーター・シューさんと、ウィーン国立歌劇場管弦楽団客員奏者のハインツ・クリスト・フェリッチさん。どちらの音かはわからず。
ホルンは、安心して聴くことができた。音色(甘く芳醇)と、音の通りが、日本のオーケストラとは根本的に違う感じ。ホルンを安心して聴けると、こうも落ち着いた気分になれるのか。ヴェートーヴェンの3楽章、トリオの甘く芳醇で、かつ、通りが良い音色。素晴らしい。京都市交響楽団は、外さなかったが、音が硬く貧弱。
思い出すが、シュテファン・ドールさんのマスタークラス。日本の音大生と、音の通りと音色が根本的に違う。何かで読んだ気がするが、日本人は、口や舌がホルンに不適なのかもしれない。あるいは、ホルンをきちんと吹けない人が、教えているのかも。英語の発音ができない教師が英語を教えているように。
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