2017年3月4日土曜日

ラインの黄金 沼尻竜典 京都市交響楽団 ほか

★★★★★
2017.3.4
ワーグナー
ラインの黄金
指 揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演 出:ミヒャエル・ハンペ
装置・衣裳:ヘニング・フォン・ギールケ
管弦楽:京都市交響楽団
出演
ヴォータン:ロッド・ギルフリー
ドンナー:ヴィタリ・ユシュマノフ
フロー:村上敏明
ローゲ:西村 悟
ファゾルト:デニス・ビシュニャ
ファフナー:斉木健詞
アルベリヒ:カルステン・メーヴェス
ミーメ:与儀 巧
フリッカ:小山由美
フライア:砂川涼子
エルダ:竹本節子
ヴォークリンデ:小川里美
ヴェルグンデ:小野和歌子
フロスヒルデ:梅津貴子
びわ湖ホール
3階5列目くらい 左寄り 
会員価格10000(一般11000)
売り切れというが、ちらほらと空席あり。
一番高いのはSS20000(会員19000)
Sは16000

満足度の高い演奏会だった。

CGと歌手の実物が混然一体化している演出。感心する。
歌手もなかなかよいが、昨年だったか一昨年だったかに行った新国立劇場の歌手の方が、ワンランク上の歌を歌っていた。声の量や質、そして歌いまわし。

オーケストラは、今日の京響の方がワンランク上。沼尻さんの指揮が、飯守さんよりもかなり良いというのもあるだろう。演奏が劇と一体となっており、素晴らしい。
ビットに入っているので、顔やらほとんど見えないのが残念。

楽劇総体としては、今日のびわ湖の方が一歩上だろう。沼尻さんと京響のおかげだ。

2人の巨人、どうしてあんなに大きいのだろうと思っていると、カーテンコールの時に、謎が解けた。下に脚役の人が一人。肩車かなにかで、上に歌手。(しかし、長い時間立ちずめなので、下の人、かなり大変だったのではないか。また、巨人が倒れるシーン、けがなしに倒れるのはそう簡単ではないのだろうな。)

3人の人魚とフライアは、シースルーの衣装で、乳首が透けていた(と思う。まさか衣装に乳首を書いてないよね)。歌手さんもたいへんだ。といっても、オペラ歌手は、歌手兼俳優なので、それも織り込み済みか。

この劇場は、シートがゆったりしていてとても良い。


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