2016年12月10日土曜日

大阪フィルハーモニー交響楽団 ヤクブ・フルシャ 川村尚子 ショスタコーヴィチ 交響曲第10番 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 2016.12.9

ベートーヴェン ★★☆☆☆
ショスタコーヴィチ ★★★★★


大阪フィルハーモニー交響楽団 第504回定期演奏会

指揮/ヤクブ・フルシャ
ピアノ/河村尚子

曲目/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
    アンコール:ショパン  プレリュード 作品17
    
   ショスタコーヴィチ:交響曲 第10番 ホ短調 作品93

料金/A 6,000円 B 5,000円 C 4,000円 BOX 7,000円

C席。2階の最後尾 L寄り(ピアニストの手元はよく見える)
そこそこ空席もあり、見えた範囲では、9割くらいの埋まりか。

ベートーヴェン 
音を置いているだけの演奏。音楽ではない。
音の流れにストレスはないが。

しかし、アンコールのショパンになって、一転。音の広がり、音の心が現れた。
心地よい、情緒もある音楽だった。

赤いドレスの河村さんは、写真と全くの別人。本人に見えるような写真を使えばいいのに。


ショスタコーヴィチ
ベートーヴェンでは生命を感じなかったオーケストラが、突然生命を持ったという印象だ。
トロンボーンの若干の乱れが気にはなったが、総体としては素晴らしい。ショスタコーヴィチは、やはり、天才。
フルシャさんもショスタコーヴィツが大好きなのではないかな。
高橋将純さんのホルンはかなりよかった。関西では突き抜けていると思う。

ただし、2013年の京都市交響楽団のこの曲の演奏(指揮はパブロ・ゴンザレフさん)の方が良かった気はする。大フィルよりも京響の方が、心が入った演奏をするという印象だ。その時の京響では小谷口さんが、後半の開演前に熱心にさらっていたことや、終演後指揮者の合図で立ち上がってクラリネットを高く掲げて微笑んでいたことがとても印象的だった。(そのころはまだこのブログ(というか、メモ)を立ち上げていなかったのが残念。)





フェスティバルホール近くの淀川





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