2016.11.23
指揮 マリス・ヤンソンス
管弦楽 バイエルン放送交響楽団
マーラー:交響曲 第9番 ニ長調
会場 兵庫 芸術文化センター
席 1階バルコニー RC7 くらい
(申し分のない席)
19000円
(3日前のサンフランシスコ交響楽団よりも1000円安い)
ほぼ満席のように見えた。
演奏が始まり、驚きも始まった、
弦の音がクリア。木管も金管も音色が素晴らしい。
ホルンは太く、大きく、まろやか。
コンマスのヴァイオリンも、これ以上なにを求めるのか、といった演奏だ。
木管も申し分がない。特にSクラリネット、こんなにまろやかな音色になるとは。あのお姉さん、大したものだ。
トランペットの1stは、うまいし、音色も文句のつけようがないが、少し自分の趣味に走った音の運び方をしている気がした。演奏後、ヤンソンスさんがまずホルンの1stさんに立つよう指示し、次には、木管の前の方から順に立つよう指示、木管が終わったあとにトランペットに立つように指示、というのは、この感じに関係してるのかな・・・
3日前のサンフランシスコとは、やはり、格が違う。(サンフランシスコ、高かった・・・)
ホルンの1stもトランペットの1stも、そこそこのお年(60前?)のように見受けられるが、ものすごいスタミナを持っている。
、
ヤンソンスさんも、とてもしなやか。指示も見ていてわかりやすく、興味深い。
★を4つにとどめたのは、いまひとつ、情感が揺さぶられなかったから。演奏としては申し分ないが。ヤンソンスさんと、少し、趣味が合わないのだろう。
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