2016年11月20日日曜日

サンフランシスコ交響楽団 マイケル・ティルソン・トーマス ユジャ・ワン ショパン マーラー 2016.11.20

ショパン ★★★★★
マーラー ★★★☆☆

2016.11.20

サンフランシスコ交響楽団

開演/14:00

指揮/マイケル・ティルソン・トーマス
ピアノ/ユジャ・ワン

曲目/マイケル・ティルソン・トーマス:アグネグラム
   ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 op.21
   マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「巨人」

料金/S 22,000円 A 19,000円 B 16,000円 C 13,000円 D 8,000円

確か、最初は、、トーマスさんの生演奏と、ユジャ・ワンさんの生演奏をそれぞれもう一度見てみたいな、という気はしたが、曲目が今一つ魅力に欠けるし、高いので、行くのはやめておこうと思っていた。しかし、曲目は悪くはないし、もう一度見てみたいと思い直し、残っていた席を見ると、前の方のよさそうなS席が空いていたので、カード払いの気安さで、つい買ってしまったように思う。(会員割引で2万円)
8列目(実質3列目)の真ん中あたり。
トーマスさんは、4~5年前だったかの、PMFオケを大阪のシンフォニーホールで振った時以来だ。その時の演奏がかなり上質だったと記憶していた。(調べると2009年、マーラー5番だったようだ。)

後ろの方の様子はよくわからなかったが、ほぼ満席かな。(当日券の発売はあったらしいが)

最初のアグネグラム
よくわからないが、退屈はさせない曲だ。

ショパン
ユジャ・ワンさんは、今日も超ミニスカート。キラキラ光るワンピースだ。ヒールは15センチ以上はあるな。
例によって、ぴょこんと深いお辞儀をする。
前奏まで椅子の高さを調整していたが、演奏が始まると、やはりすごい。間近なので、全身を使って弾いているのがよくわかる。一つ一つの音は生きて、そして、全体としてもつながっている。
アンコールは、超絶技巧が必要っぽいが、かっこよく弾いていた。
10年したら、どんな衣装で演奏するのだろうか。興味がある。それを見る日まで生きていよう。

マーラー
1楽章から、管の音符の頭がきれいに溶け合わない。3楽章の終わりの方では、珍しいことにクラリネットがおかしな音を出していた。指揮ぶり(曲作り)はよかったが、2万円をはらっていながらこうしたストレスを感じると、興ざめしてしまう。舞台に近いので、最後ホルンが立ち上がった時は、くっきり見えて迫力あり。
金管は悪くないが、クラリネットやオーボエは、京響の小谷口さんや高山さんの方がずっとよい。2014年の京響のマーラー1番(広上さん)は名演だった。

DVDで見るサンフランシスコ響+トーマスさんは、かなり良いのだが。やはり、録画(録音)なので、撮りなおしを重ねて完成度の高いものになっているのだろうか。




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