2015.1.31
ワーグナー さまよえるオランダ人
評価 ★★★★☆ (★4つ)
指揮 飯守泰次郎
演出 マティアス フォン シュテークマン
キャスト
【オランダ人】トーマス・ヨハネス・マイヤー
【ゼンタ】リカルダ・メルベート
【ダーラント】ラファウ・シヴェク
【エリック】ダニエル・キルヒ
【マリー】竹本節子
【舵手】望月哲也
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団
場所 新国立劇場(初台)
席 2階 前から2列目 真ん中あたり 19だったと思う
S 21,600円 (高い。B席10,800円でよかったが、売り切れだった。ちなみに、2階前から3列目はA席になるみたい。)
満席
本日は、5回公演の最終日。日本でのオペラ上演も、かなりお客さんが集まるようだ。
マイヤー(バリトン)と、メルベート(ソプラノ)は、素人耳にも素晴らしい。人間の歌声が、こんなにも強く、情感も持つものだとは。
東京交響楽団は、金管が乱れていた。トランペットが2幕終わりの方で外したのには驚いた。(聞き違いではないと思う。)ホルンとトロンボーンもきちんと音を出せていないことがままあった。京響、大フィル、日本センチュリーなどの方が安定していると思う。2万円以上とるのだから、しっかりしてほしい。
飯守さんは、ワーグナーの第一人者ということ。音楽のつくりかたは悪くないが、もう少し艶がほしいな。
全体としては、けっこう良い。堪能できた。
それにしても、19世紀半ばにドイツ人がつくったオペラが、200年近く経った、遠く離れた日本で、熱心なファンをたくさんあつめて上演されるということは、すごいこと。
機会があれば、また行こう、新国立劇場。
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