2015年2月1日日曜日

ワーグナー さまよえるオランダ人 飯守泰次郎 ほか 2015.1.31

2015.1.31

ワーグナー さまよえるオランダ人

評価 ★★★★☆ (★4つ)

指揮 飯守泰次郎
演出 マティアス フォン シュテークマン

キャスト
【オランダ人】トーマス・ヨハネス・マイヤー
【ゼンタ】リカルダ・メルベート
ダーラント】ラファウ・シヴェク
【エリック】ダニエル・キルヒ
【マリー】竹本節子
【舵手】望月哲也

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団

場所 新国立劇場(初台)

席  2階 前から2列目 真ん中あたり 19だったと思う
 S 21,600円 (高い。B席10,800円でよかったが、売り切れだった。ちなみに、2階前から3列目はA席になるみたい。)

満席

本日は、5回公演の最終日。日本でのオペラ上演も、かなりお客さんが集まるようだ。

マイヤー(バリトン)と、メルベート(ソプラノ)は、素人耳にも素晴らしい。人間の歌声が、こんなにも強く、情感も持つものだとは。

東京交響楽団は、金管が乱れていた。トランペットが2幕終わりの方で外したのには驚いた。(聞き違いではないと思う。)ホルンとトロンボーンもきちんと音を出せていないことがままあった。京響、大フィル、日本センチュリーなどの方が安定していると思う。2万円以上とるのだから、しっかりしてほしい。

飯守さんは、ワーグナーの第一人者ということ。音楽のつくりかたは悪くないが、もう少し艶がほしいな。

全体としては、けっこう良い。堪能できた。

それにしても、19世紀半ばにドイツ人がつくったオペラが、200年近く経った、遠く離れた日本で、熱心なファンをたくさんあつめて上演されるということは、すごいこと。

機会があれば、また行こう、新国立劇場。

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