京都市交響楽団 2015.2.8
オーケストラ・ディスカバリー 2014 (こどものためのオーケストラ入門) 第4回
評価
ビゼー カルメン組曲第1番 ★★★★☆ (星4つ
サン=サーンス 序奏とロンドカプリチオーソ ★★★★☆ (星4つ)
ストラヴィンスキー 春の祭典 ★★★☆☆ (星3つ)
指揮 沼尻 竜典
ヴァイオリン 黒川 侑
曲
ビゼー カルメン 組曲 第1番
サン=サーンス 序奏とロンドカプリチオーソ
ストラヴィンスキー 春の祭典
アンコール ビゼー アルルの女 より ファランドール
会場 京都コンサートホール
席 2階 L2 30 2,500円
席は、9割あまり埋まっている。
小学生風の人が多い。(まあ、「こどものため」だし。) しかし、一人で来てる雰囲気のお年よりも少なくない。
ビゼーとサン=サーンスは、濁りを感じないきれいな演奏。「さすが本物のオーケストラ」といったふう。
沼尻さんは、きびきびとしていて、けっこう指や手のひらでの指示が多い。声はとても聞き取りやすい。(「こどものため」で、ロザンが沼尻さんとやりとりしていた。しかし、ロザン、高学歴のわりに、質問がさびしい。ロザンさん、もう少し準備するとか、スタッフが教えておくとかしてほしかったところ。)
指揮者体験では、5歳の男の子と小学生(8歳くらいだったっけ)の女の子が一人づつ。ちゃんとあわせて演奏していたようで、さすが。
さて、問題の春の祭典。
昨年2月2日の京響さんの演奏(秋山和慶指揮)が、けっこうひどかったので、今回こそはすごい演奏をと期待して、今日の券を買っておいた。
冒頭1分くらい、管がちょっとそろわない。11分くらい、ピッコロの聞かせどころだが、音が沈んでしまっていた。その後、ホルンがちょっと微妙だったり。2部になったらちょっと眠気を感じたり(春の祭典で眠気なんて、信じられないが、演奏が心に訴える部分がもうひとつだったのだろう。ビゼーとサン=サーンスでは全く眠くなかったし。)
エキストラさんたちがいまひとつだったのかな? 小谷口さんが、クラリネットのエキストラのお兄さんを称えて握手していたから、クラリネットのエキストラのお兄さんは、よくできていたのだろうな。太鼓とティンパニは、昨年同様、よかった。
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