演奏 兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ)
指揮 アロンドラ・デ・ラ・パーラ
ヴァイオリン ネマニァ・ラドゥロヴィチ
曲 コープランド エル・サロン・メヒコ
評価 ★★☆☆☆
パガニーニ ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調
評価 ★★★★★
リムスキー=コルサコフ 交響組曲 シェエラザード
評価 ★★☆☆☆
アンコール
ヴァイオリン パガニーニ 24の奇想曲 No.5 と No.24 より
オーケストラ マルケス ダンソン第2番
場所 兵庫芸術文化センター
席 2階最前列真ん中付近 A席4,000円
自分の席から見渡した限りは、ほぼ満席。チケットあるが来ない、という人の席が空いている程度か。(3、4階の舞台正面席は、見えないのでわからないが)
指揮のパーラさんは、「黒服」ではなく、濃い目の緑と黒の柄ものの上着?(超ミニスカートくらいの長さ。タイトな感じのノースリーブ。腕には黒いレースのような模様の入ったぴっちりしたものを身につけていた)で登場。ズボンは細身の黒。。女性指揮者も黒が定番みたいに思っていたが、上着が黒でないのは新鮮でよい。
さて、コープランドの曲は、初めて聴いた曲。平版で面白みがない。指揮も上半身だけでやってる感じでいまひとつ。冒頭近く、トロンボーンで微妙なところがあった。トランペットの音の伸びと豊潤さもほしかった。(これはシェエラザードも同様。大西敏幸さんかな。)
パガニーニは、素晴らしい。
ラドロヴィチさんは、細身の黒いズボン、黒いジャケット、黒いインナー、黒いネックレス、黒いショートブーツ。髪の毛は長髪にパーマをあてた感じで膨らんでいる。
ステップ踏んだり、かがみこむ姿勢になったり(むずかしそうな部分)、楽団員の方を向いたり、正面を見たり、指揮者を見たり。
音色は豊かできれい。颯爽とした感じで艶やかさもある。
最後、指揮者とちょうど向かい合う形で終って、見た目もよかった。
アンコール曲も素晴らしい。何で、あんな難しそうな曲を、苦もないかのように弾ける? しかもゆとりの響きを持って。
シェエラザードは、冒頭付近で、ホルンが2回もひどい音を出していたので、興ざめした。アレクサンダー・ヘントンさんだと思うが、何とかならないのかな。名前からすると、名手っぽいのに。曲が終わった後、指揮者の合図で立ったら、みんな拍手していたが、どうして?
全体的には広がりやら色彩感やらもあって、悪くはないとは思うが。
指揮は、やはり、上半身で硬い感で振っていた。下半身も使ってもっとしなやかにやればいいのに。ゲルギエフさんと違い、指揮者が、オーケストラという楽器を演奏している、という感じがなかった。
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