2014年9月19日金曜日

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ドゥダメル指揮 シベリウス交響曲第2番 他 2014.9.19

評価 ★★★★★

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 大阪公演  2014.9.19

曲   シベリウス  トゥオネラの白鳥 
     モーツァルト 協奏交響曲 K364
     シベリウス  交響曲第2番 

指揮 ゲスターボ・ドゥダメル

会場 フェスティバルホール

席   2階 1列44番

料金 35,000円

3階席は見えなかったが、それ以外はほぼ満席
高そうなドレスやら着物やら着た人もちらほら。まあ、35,000円だし。

いつも画面で見ているドゥダメルさんが出てくると、少しうれしい気がする。

トゥオネラの白鳥を聞くのは本当に久しぶり。いつもは眠くなるつまらない曲と思っていたが、実はそうでもないことを発見。イングリッシュホルンが白鳥を描写しているということなのかな。音色からいうと、クラリネットの方が白鳥らしい気がするが。それは個人の好みと言うものか。

協奏交響曲は、しっかり眠くなってしまった。寝なかったが。岩城宏之さんも、コンサートの聴衆となったときは、心地よく寝ることが多いと書いていた気がするので、まあ、よしとしよう。アンコールは良かった。(アンコール:モーツァルト協奏交響曲第2楽章)

シベリウスの交響曲は、すごい。
弦の音色に深みがある。トランペットは音が伸びてしかもにごりがなく、キレがある。ホルンは甘い音色で、変に尖った感じにならない。こういった点は、いつも聞いている日本の交響楽団とだいぶ違う。質的に1段上ということだろう。
最初の弦の音から引き込まれ、ぞくぞくする。素晴らしい。
この曲は、個人的には、魂が自然の中を放浪して天上にのぼるという感じに聞こえる曲。表情をつけ、素晴らしい音色と響きで聞かせてくれた。(テンポはやや早目か。)

最後、アンコールを2曲も演奏してくれた。
ヨハン・シュトラウスⅠ世 アンネン・ポルカ
ヨハン・シュトラウスⅡ世 雷鳴と稲妻

値段相応の価値はあるが、でも高い。せめて2万円くらいにならないのかな・・・

このホールは、音がくっきり聞こえる気がするが、どうかな。


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