2016年4月7日木曜日

トヨタ・マスター・プレイヤーズ, ウィーン ベートーヴェン 交響曲第6番 モーツァルト ピアノ協奏曲第21番 他 2016.4.6

★★★★☆

2016.4.6
ザ・シンフォニーホール

[管弦楽]トヨタ・マスター・プレイヤーズ, ウィーン
[ヴァイオリン]フォルクハルト・シュトイデ、小林美樹
[クラリネット]ペーター・シュミードル
[ピアノ]山本貴志

J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
       (ヴァイオリン/フォルクハルト・シュトイデ、小林美樹)
ドニゼッティ:クラリネット小協奏曲 変ロ長調
       (クラリネット/ペーター・シュミードル)
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
       (ピアノ/山本貴志)
ベートーヴェン:交響曲 第6番 へ長調 op.68 「田園」

アンコール:ヨハン・シュトラウス2世、ウィーン気質

会場 ザ・シンフォニーホール

席 2階RD最前列 多分、この列のステージから3つ目か4つ目くらいがよいと思う。

S席 4500円

ちらほらと空席。埋まっていたのは9割強か。


バッハ
小林さんも気を吐いていたが、ウィーンフィルコンマスのシュトイデさんの素晴らしさが目立った。

ドニゼッティ
シュミドールさん、音がやや硬く、主観の入った演奏のように聞こえたが、どうだろうか

モーツァルト
山本さん、音ははっきりしていたが、もう少し情感がほしい。それと、時に雑な感じがした。

ベートーヴェン
この曲で、この集団が真価を発揮。
指揮者なしで、見事な演奏。指揮者って何?とも思わせる。
シュトイデさんの音の切れ、豊かさは素晴らしい。全体を引っ張る感じでもある。
弦の音色は驚くほどだ。
ファゴットの音色もよかった。
クラリネット、1stはシュミドールさん。音などへの印象は、上に書いたとおり。京響の小谷口さんの音色の方が好ましい。
ピッコロでエキストラしてた増本竜士さん、張り切りすぎて変に大きい音を出したような気がしたが、あの音量は、打ち合わせ済みだったのか?
よい演奏ではあったが、この集団が2年前に演奏した3番の方が感動的だった。

アンコール
さすがだ。
聴かずに帰ったお客さんたちは何を考えていたのだろうか。


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