バルトーク ★★★★★
コープランドとガーシュウィン ★★★★☆
2016.1.24
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
コープランド:バレエ組曲「アパラチアの春」
ガーシュウィン:パリのアメリカ人
指揮 広上淳一
ヴァイオリン コリヤ・ブラッハー
京都市交響楽団
京都コンサートホール
席 3階RD1‐3 全体を見渡せる良い席だ。
お客さんは、けっこう寂しく、7~8割。左右に人がいなかったので、くつろいだ姿勢で過ごせてよかったといえばよかったが・・・
京響さんと京コンさん、もっと上手に宣伝しないと。
バルトーク。
ブラッハーさんのヴァイオリンは素晴らしい。
音の切れ。音の豊かさ。しなやかに転がるような早いパッセージ。
ベルリンフィルのコンサートマスター出身というのは伊達ではない。
京響も、ブラッハーさんと互角に渡り合う。危なげない。
曲の表情の付け方も素晴らしい。
コープランド。
「アパラチアの春」というのは、あとでつけた表題ということだが、曲がぴったりとアパラチア山脈の春をうたっているように思えるところがなんともいえない。
広上さんはタクトを持たず。
京響も危なげなくきれいに奏でていた。
ガーシュウィン。
広上さんは、タクトを持って指揮。
この曲は、広上さんにぴったりと合うように思える。
客演コンサートマスターの荻原尚子さんの音も映えていた。(ケルンWDR交響楽団(放送交響楽団)のコンサートマスターで、ブラッハーさんにも師事したそうだ。)
ハラルドさんは、トランペットのベルにハットをかけて(ハットでベルが覆われていた)吹いた場面もあった。
萩原さんと小谷口さんのかけあいも聴きごたえがあった。
これだけの充実したコンサート、お客さんが少ないのはもったいない。
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