田代俊文 指揮
東京大学音楽部管弦楽団(東大オケ)
(第100回記念定期演奏会 大阪公演)
曲 シューベルト ロザムンデ序曲
シューベルト 交響曲第8番「未完成」
マーラー 交響曲第5番
アンコール マーラー 花の章
開場 ザ・シンフォニーホール
席 2階バルコニー R 側 指揮者の少し後ろ 前から2列目
1,500 円(自由席)
8~9割埋まっている。たいしたもんだ。ゲルギエフさんの時よりも客が多い。
東大オケは、はじめて。どんな実力か、わくわくムードで開場へ。
開演前のアナウンスで、1月17日の震災に言及。安堵。
田代さんは、ロザムンデと未完成は暗譜。マーラーは楽譜を置いていたが、あまり見ない。
ロザムンデで、あなどれないな、と思う。木管の音色がいまひとつだけど。
未完成は少し眠くなる。音色がもう一つだからか?
マーラーは、名演。田代さんの指揮ぶりが素晴らしかった。
冒頭、トランペットが(緊張してただろうな)、一音かすれたり、一音詰まったりしたので、どうなることやらと思ったが、杞憂。
トランペットの1stの学生さんも、3楽章以後は調子があがっていた。ただし、独自の強弱をつけるような気がする。息の柱がしっかりしていないような。
ホルンの1stの学生さんは、素晴らしい演奏。音が詰まったかんじのときもちょっとあったが、音の太さがあり、外すこともなく(多分。外したのは他の人だよね、きっと)、音楽を支えた。音色はいまひとつか。しかし、下手なプロよりはよっぽどいい。まあ、音色もすごければ、一流プロ並みということになる。
クラリネットと、オーボエに、もう少しふくよかさがほしいが、学生さんだし。
ただ、気になったのは、1楽章と5楽章のフォルテの部分で、各楽器の音が、殺しあって、何がなんだかわからない聞こえ方になっていたこと。こういうこともあるんだ。
クライマックスはかなりの盛り上がり。音楽のよさが、そこにあった。
アンコールの花の章も、しっとりとして、しめくくりとしても、とてもよかった。
最近聞いた日本センチュリー(指揮飯森さん)のマーラー5番よりも価値は高い。
1,500円で、満足できる演奏会だった。
1,500円で、満足できる演奏会だった。
学生さんのブログを見ると、昨日(金曜日)の昼間に東京から移動してきている。(晴天の下の富士山写真)昨日は、みなさん、早退あるいは欠席なのかな。明日は日曜なので、月曜日はきっと登校か。
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