日本センチュリー交響楽団 第196回定期演奏会 2014.12.9
曲 メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短
(アンコール-ヴァイオリン-プロコフィエフ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1楽章)
マーラー 交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮 飯森範親
Vn アラベラ・美歩・シュタインバッハー
場所 ザ・シンフォニーホール
席 3階 LDD-1
隣のブロックの角のため、ステージがよく見えない。
LDD-2,3あたりが良いと思う。4までいくと指揮者の表情がわかりにくくなる
L側バルコニーは、ソリスト(ヴァイオリン)の後姿を多く見ることになる。
たまに横顔が見える。
料金 3000円 (1000円の席もあった。ちなみに、高いのはS席6,000円。来年4月からは、3,000円→3,500円、6,000円→7,500円 に値上げ。)
席が埋まっているのは9割弱か。
メンデルスゾーンのヴァイオリンは、時に透明感があり(初めての体験)、とてもよい。もう少し太く芳醇な感じがあれば、もっと良いが。満足いく演奏。が、感動となると???
マーラーは、金管が目だって外すこともなく(1楽章でトロンボーンの音がきちんと出ないところが若干気になった程度)、ホルンの音も太く、伸びがあって、かなり良い。トランペットも豊かで、よく通る音。クラリネットとオーボエの音色がもう一つという印象ではあるが、水準は高い。大フィルで、たまに気になるフレーズの出だしがそろわないといったことも、ない。
安心して聴ける点はとても良い。最後の盛り上がりもあった。が、音符を並べる以上の感動が、ない。飯森さんも、プレイヤーも、一生懸命だったようにみえるが、一生懸命だけでは、感動は来ない。何が理由? よくわからないが、やはり、テンポやアーティキュレイションの問題になるのだろうか。(まあ、結局は、趣味・好みの問題だろうな。)
飯森さんは、暗譜(どこかで、暗譜へのこだわりがあるという趣旨のことを読んだ気もする。)
体の動きはしなやかではなく、体育会系がぐいぐい引っ張るとでもいった感じか。
演奏後、まず、トランペット奏者に近づき握手。次にホルン奏者に近づき握手。結局、主な奏者と握手し、パート毎に全員に立ってもらっていた。団員をとても大事にするという印象で、好感が持てる。
この秋以後、4回目のマーラー第5。
比較したくなってしまうが
イスラエルフィル>京都市交響楽団>日本センチュリー≒マリインスキー歌劇場 かな
本日のザ・シンフォニーホール
少し、冬らしく、光で飾っています。
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