★★★★☆
2017.6.19
ジークフリート(ワーグナー)
指揮 飯守泰次郎
演出 ゲッツ・フリードリヒ
ジークフリート:ステファン・グールド
ミーメ:アンドレアス・コンラッド
さすらい人:グリア・グリムスレイ
アルベリヒ:トーマス・ガゼリ
ファフナー:クリスティアン・ヒューブナー
エルダ:クリスタ・マイヤー
ブリュンヒルデ:リカルダ・メルベート
東京交響楽団
A席 2階1列2番くらい(1列といっても、前にバルコニー席がある端の席)
悪くはない 上に上層階があるので、音響的にはいまひとつか
周囲の人たちの座る椅子のきしむ音が気になる。けっこう安普請だ。
さて、演奏。
歌手は一流で素晴らしい。だだし、ジークフリート役は、ぽっちゃりしたグールドさんよりも、闘士型の体形の人の方がそれらしいのにと少し思った。まあ、不満というほどではない。歌が素晴らしいので。
オーケストラは、音の乱れが時折あって、聞き苦しい。歌に集中しているときは気にならないが、楽器の音に耳を傾けると、しらーっとした気分になってしまう。何か月か前に聞いた京都市交響楽団(指揮沼尻さん)のラインの黄金の演奏が素晴らしかったのと、つい比較してしまう。
飯守さんも、いつもどおりで、私の趣味とは異なる演奏。
そのため、総合的には★4つにとどめた。
この楽劇、第1幕と、第2幕の途中までは、登場人物も少なく、しかも男性のみで、単調な気がするが、そう感じるのは私だけかな・・・ もう少し、第1幕、第2幕を短くして、総上演時間を短くすれば、楽しみやすかった気はするが、それは邪道か・・・
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