京響ふらっとコンサート 第7回(60周年記念)
2016.10.27
クラリネット四重奏
小谷口直子(京響首席クラリネット奏者)
鈴木祐子(京響クラリネット奏者)
筒井祥夫(京響クラリネット奏者)
玄 宗哲 (京響クラリネット奏者)
+ 宝蔵寺のお嬢さん
フォスタン・ジャン=ジャン:ギスガンドリー
久石譲:君をのせて
アルビノーニ:ソナタ
モーツァルト:ディヴェルティメント第4番 から
鈴木英史編:フォスター・ラプソディー
ロジャース(高橋宏樹編):「サウンド・オブ・ミュージック」メドレー
アンコール:アメイジング・グレイス
場所 宝蔵寺(本尊阿弥陀如来の前)
無料
約1時間のコンサートだった。
定員50名(申し込み開始初日の昼に電話すると、まだ間に合った。翌日、京響のサイトを見ると、すでに定員に達したと書いてあった。)
運よく申し込めてラッキーだった。
阿弥陀如来の前での演奏も、なかなかに雰囲気があってよい。教会で演奏された?アルビノーニも、阿弥陀如来は包み込む。
インドから伝わった仏教の傘の中で、ヨーロッパの教会で生まれた音楽が響く。この世の不思議さを感じる。
さて、演奏。
インドから伝わった仏教の傘の中で、ヨーロッパの教会で生まれた音楽が響く。この世の不思議さを感じる。
さて、演奏。
聞いてストレスを感じるところのない緻密なアンサンブルだ。
きっと仲もよいのだろうな。
4人とも、申し分がない。
小谷口さんの音は、実は、しっかりとした芯があることをあらためて実感した。よく歌っているし。
小谷口さんの語りは、昨年(だったかな)の中山さんとムラタでやったときよりも、かなり滑らか。ムラタの時は原稿読んでたところもあったのとは段違いだ。ムラタのときはかなり緊張していたのだろうか。
宝蔵寺のお嬢さんはクラリネットをやっているそうで(ぱっと見だと、大学生くらいか)、フォスターの時に加わって5重奏となっていた。音も京響の4人と溶け込んでいて、なかなか達者なようだ。宝蔵寺のすぐ近く(ラウンドワンの隣り)に居宅があって、ラウンドワンが騒がしいので、ぞんぶんに音出しができるそうな。将来はクラリネットで身を立てたいという意味のことを話していた。
小谷口さん曰く、プロになろうと思うまでは楽しく、プロになろうと思ってからは地獄。でも、演奏しての楽しみもある。演奏自体の楽しさ。仲間と協働。聞きに来る聴衆。(というような話だったように記憶している。)
これが無料とは信じられない。
来年も続けてほしい。3000円くらいの料金としてもよいのではないかな。
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