シューマン ★★★★★
ブルックナー ★★★☆☆
第591回定期演奏会
日時:2015年6月26日(金)
出演者:小泉 和裕(指揮)
アンティ・シーララ(ピアノ)
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調op.54
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ノヴァーク版第2稿)
会場:京都コンサートホール・大ホール
席 3階 一番上 C3だったか。指揮者の横。ピアニストの表情も(上からだけど)見えてラッキー。
9割強の入りか。当日券を発売だという。
シューマン。
ピアノは、透明感や輝く感じがあって、素晴らしい。欲を言うと、要所でもう少し音量があったら。
京響も、弦がクリアで、とてもよい。
小泉さんは暗譜(ブルックナーも暗譜)で指揮。タクトは持っていた。この曲の情緒が感じられた。
ブルックナー。
ここで、クラリネット、オーボエ、ファゴットに首席が登場。フルートは首席から中川佳子さんにかわった。
ときどき、クラリネット、オーボエ、フルートの1st 3人で演奏することがあった。上から見るとこの3人が3角形にもなっていて、絵になる。
小谷口直子さんと中野陽一郎さん、中山航平さんの3人の3角形を見ると、京響らしさを感じる。
ここでも弦がクリア。木管の音色もうっとり。
1stホルンは、首席の垣本昌芳さんなのかな。冒頭で音がしっかり変わらなかった(ひょっとして意図的だったのかな。)のと、3楽章でホルンパートが少し不安定になった。許容範囲といえばそうかもしれないが、満足はできない。2年くらい前だったかに聞いた名古屋フィルのホルンと比べれば、かなり良いのだが。
ホルンを除くと、小泉さんの音楽の作り方も含め、深みも感じ、かなり良い。
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