2014年5月17日土曜日

PACオーケストラ 指揮 ロッセン・ミラノフ ダフニスとクロエ 他 2014.5.17

評価 ★★★☆☆

兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ) 第70回定期演奏会 2014.5.17

曲 ラヴェル  道化師の朝の歌
   ドビッシー 海

   ショーソン 愛と海の詩
   ラヴェル  ダフニスとクロエ第2組曲

   アンコール ベルリオーズ ファウストの劫罰より「ラコッツィ行進曲」

指揮 ロッセン・ミラノフ
ソプラノ 浜田理恵
管弦楽 兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ)

席 3階前列真ん中やや右


 プログラムを見て、驚いた。
 ベルリンフィルのクリストフ・ハルトマンさんが、オーボエを吹いてる。
 しかし、私の耳では、ハルトマンさんの音色を聞き取れず・・・ セカンドパート(と思う)し・・・ 残念・・・

 ドビッシーの音楽は、どうもしっくりこない。各楽器の音色の芳醇さが足りないような気がする。音色のからみあいも少し単調だったような・・・ それでも、演奏はきれい。「風と海の対話」のトランペットソロも、感じはよかった。キレがもう一つという感じだったが。

 ショーソンは、初めて聞いたと思うが、どうもしっくりこない。歌詞の意味もわからないし。字幕を出してほしかったな。

 ラヴェルは、2曲とも、色彩感にあふれ、聞いていて心地よい。ダフニスとクロエの指揮ぶりは、流れるような感じて、けっこう素敵だった。
 道化師の朝の歌のファゴットや、ダフニスとクロエのフルート、クラリネット(E)のソロも、かなり心地よく聞こえた。(ラヴェルよりもドビッシーのほうが難しいのかな。)

 ダフニスとクロエが終わった後のミラノフさん、とてもいい、にこやかな表情。満足の出来だったんだろうな。

 アンコールは、それまでの曲と曲調が違うので少し違和感があったが、フランスはフランスなので、なんとなく納得。颯爽とした出来でした。

 ドビッシーがもう一つなので、3つ。

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