評価 ★★★★☆
<プログラム>
ブラームス : ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 op.15
シューマン : 交響曲 第4番 ニ短調 op.120
<出演>
指揮/下野 竜也
ピアノ/小山 実稚恵
席は4階正面。ピアノの鍵盤が良く見える位置。
A席。4階 4A24番 3,000円
【ブラームス】
素晴らしい。
ピアノは、両手にも(多分ペダルを使う足にも)魂がやどっているかのよう。
小山さんのあの体のどこから出るのかと思うような、がっちりとした音。
下野さんは、あの体型なのにといえるようなしなやかさも使って。
ホルンもきれいだった。ちょっと全面に出すぎたこともあったような気もするが。
終わった後の小山さんの満面の笑みが、演奏の質を物語っていた。
欲をいうと、オーケストラの重厚さがほしかった。
【シューマン】
けっこうよかった。
よく聞いていたバーンスタインさんのような、深くえぐるような感じはあまりなかったが。
下野さんは、あるときはしなやか、あるときはきびきび、あるときは力強く。よい指揮と思える。
アンコールはトロイメライ。(弦楽のみ)
このコンサートは、4回シリーズだけと、アンコールはみな同じ、テレビのエンディングのテーマのようなもの、と下野さんが言っていた。(1階とかは、もっとよく声を聞き取れるのかな。)
よいコンサートで、満足。
来年も、定期会員になっとこうかな。
ちなみに、ホルンは、
熊井優さん(コアメンバー、トップ)、
ブライアン・グウドウィンさん(コアメンバー)、
伊藤隆司さん(アフィリエイト・プレイヤー)、
岩井理紗子さん(エキストラ・プレイヤー:ポニーテール) でした。
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