2014年3月14日金曜日

京都市交響楽団 広上淳一 マーラー 交響曲第1番 他 2014.3.14

評価 ★★★★★

会場名:京都コンサートホール・大ホール
出演者:広上 淳一(常任指揮者)
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
曲目等:ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18
     マーラー 交響曲第1番ニ長調
席 3階RB2列8
   指揮者とクラリネットを横からしっかりみることができる席

仕事のため30分ほど遅刻。
途中の20分休憩後の入場かと思ったら、ラフマニノフが終わった直後に入場させてくれた。(遅刻者10人くらい) 
待ってる間に小さめのテレビに流れるライブ中継を見たりベンチに座って聞き入ったり。スピーカーの音質は悪いがなかなかの名演っぽい。残念。3月30日にNHKのEテレで放送ということなので、ちゃんと見ておこう。
終わった直後にとりあえず入場させていただき、拍手。アンコールあり。とても感じのよい音だった。(曲目は知らない。)


マーラーは、名演。素晴らしい。これまで聞いたコンサートで、一番では? 隣のおにいさんが、曲のあと「おーっ」と大声をあげたが、分かる紀はする。(どうせならブラボーの方が良いのでは?) ちょっとホルンが??というところがあったものの気になるレベルではない。
初めて知ったが、この曲、最初はトランペット3人が、ステージの扉の外で吹いている。どこからともなく聞こえるということで、良い感じ。
クラリネットがけっこう目立つ曲。4人いて、それぞれ2~3本を持ち替え。冒頭の小谷口さんの音色と響きが心地よい。(終わった後の小谷口さんの動作が思いがけず地味だった。大きく手を上げて拍手したり足踏みしたりはあったが。)
1楽章の穏やかな広がり感じ。終楽章の希望への昇華。
最後にホルンが立つのがかっこいい。しかし、クラリネットを水平にして吹くのはどうなのかな? けっこう苦しそう。下手をするとピッチが狂うのでは? 
そうそう、トランペットも一人立っていた。(帰ってベルリンフィルデジタルコンサートホールを見ると、マーラー1番は3つのアーカイブがあるが、いずれもトランペットは立っていない。(トロンボーン1人はホルンの左に来て立ってるが。) トランペットが立ってるのは広上さんのオリジナル??

アンコールのリヒャルトシトラウスで、不覚ながら、咳き込んでしまった。コンサートでははじめての経験。昼間咳など出ていなかったのに・・・ 超ひんしゅくもの。ごめんなさい。

広上さんは全身音楽という感じで、良いですね。


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