会場:京都コンサートホール
指揮:リッカルド・シャイー
オーケストラ:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
曲目:マーラー 交響曲第7番 ホ短調
席 :P3-16 17,000円
指揮者の正面、前から3列目。左の2席は空席
素晴らしい。
最初のテノールホルンから、音色、音の豊かさ、音のとおりのよさに圧倒される。
金管、木管、弦ともに、音が豊かで、とおりがよく、切れがあるとともに、ふくよかさもある。コントラバスが地の底をえぐるような響きも立てる。打楽器も迫力があったり、彩を添えたり。マンドリンは、音を響かせながらも溶け込んでいた。
指揮をしながらのシャイーさんの表情の変化やら、体や腕の動きを見るのも心地よい。6~7
コンマスのお兄さんは(プログラムを買わず。名前は?Sebastian Breuningerさん?)、大きく踊りながら上手に奏でる。
マンドリンは女性奏者で、いい響き。
第2楽章の冒頭で、ホルン(ソロ)が少し外したのはご愛嬌か。(ホルンは本当に難しいのかな。)
関西のオーケストラとは、全く次元が異なる。異次元の素晴らしさだ。
惜しむらくは、客が6~7割しか入っていなかったこと。京都や大阪のクラシカルミュージックファンは、いったい何を考えているのだろうか。京都市交響楽団は売り切れが続いているというのに。お客が入らないと、もう、海外有力オーケストラを招致できないかも。
私は、いつもの10倍くらいの拍手をした。ブラボーしてる人も少なくない。
ティンパニのおにいさんが、演奏前も演奏後も、うしろ左右に会釈してくれていたのがうれしい。私は後ろ正面だったので、残念ながら目は合わず。
演奏後、何度かシャイーさんが舞台に戻り、もう戻らないかと思ったら、半分以上の聴衆が退出したあと、もう一度戻ってくれ、残った人から拍手の嵐を浴びていた。聴衆が少ないからといって悪い気にはならずに演奏を終えてくれたようだ。よかった。
つい、DVDを注文してしまった。7番はまだ発売されていないので、6番にした。歌がない方が、オーケストラメンバーの顔が写る時間が長そうなので。
開演前 |
終演後 |