2014年1月24日金曜日

京都市交響楽団 小林研一郎指揮 サンサーンス交響曲第3番 他 2014.1.24

評価 ★★★★☆

場所 京都コンサートホール

曲   ウェーバー  歌劇オベロン序曲 
     メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
    サン=サーンス  交響曲第3番

演奏 京都市交響楽団

指揮 小林研一郎さん

ヴァイオリン 三浦文彰さん
オルガン 長井浩美さん

席 3階RB2列 7   3,500円     

 ウェーバーのホルンがきれいに聞こえた。ホルンをストレスなく聞けるのは、とても良いこと。

 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲では、クラリネットの小谷口さんが、いい音を出していた。ヴァイオリンのソリストも、素人耳にはとてもよく聞こえた。演奏後、小谷口さんも頭上で拍手していたので、プロから見ても良かったのだろうな。

 サンサーンス交響曲3番のパイプオルガンは、聴衆席に背を向けるが、オルガンの前にディスプレイがあって、指揮者を正面から写していた。オルガンの長井浩美さんは、背中に大きなリボンがある白いドレスを着ていて、背面を正面にしているような・・・
 オルガンが鳴ると、ホール全体の空気が震えて、すごい。
 サンサーンスの曲は、迫力はあるようにつくってあるが、あまり感動的ではなく、薄い感じだ。

 京都市交響楽団の演奏は、とても、良い。

2014年1月19日日曜日

兵庫芸術文化センター管弦楽団 佐渡裕 ローマ三部作 他 2014.1.18

評価 ★★☆☆☆ (2つ)

指揮は佐渡裕さん。
ほとんど空席なし。

プレトークは開演時間から。
震災があったことから、これまではレクイエムを2月に取り上げてきた。来年はマーラーの交響曲第2番。昨日?今日?は、佐渡さんも、追悼の催しで、フルートを吹いてきたという。
しかし、今年のプログラム、レスピーギのローマ3部作と、震災との関係が、よくわからない。(何か触れたような気もするが。)
私も合掌。

ローマの噴水の開始約5分、ホルンが目立つ形で入る部分で、外した。このオーケストラ、素人でも分かる程度に大胆に、ホルンが外すことが多い。何とかならないか。
そこを除くと、結構よかった。このオーケストラは、佐渡さんが振ると、特別なエネルギーを発する感じだ。
ただし、先週京都コンサートホールで聞いた京都大学交響楽団のローマの噴水の方が気持ちが入っていてよかった気がするが。

ローマの松の、小鳥のさえずりで、水笛らしいものを打楽器の人が吹いていたが、吹いているように見えない時も小鳥のさえずりが聞こえていたような。どうやってたんだろう。